高エネルギー宇宙物理学研究会 2017
2017年9月5日~9月7日  京都大学基礎物理学研究所

高エネルギー宇宙物理学研究会 2017
2017年9月5日~9月7日  京都大学基礎物理学研究所

高エネルギー宇宙物理学研究会 2017
2017年9月5日~9月7日  京都大学基礎物理学研究所

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

基研研究会
「高エネルギー宇宙物理学研究会 2017」

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研究会の趣旨

宇宙にはブラックホールからのジェットや超新星残骸の衝撃波など、地上の加速器のスケールを遥かに超える高エネルギー現象が普遍的に存在する。これらは、極限的な天体における高エネルギー粒子(宇宙線)の加速を通じて生じるが、その起源や機構は大きな謎である。観測が多波長から、宇宙線・ニュートリノ・重力波を含む多粒子へ発展するなかで、そのフロンティアはさまざまな広がりを見せている。例えば、

  • 重力波とガンマ線バーストの関係
  • 高エネルギーニュートリノの発見と進展
  • 陽電子宇宙線の精密測定
  • 高速電波バーストの急速な観測の進展
  • 超新星残骸からのガンマ線の観測
  • 活動銀河核や潮汐破壊現象の進展
  • マグネターの観測
  • 超光度超新星や謎の突発天体の発見
  • 矮小銀河、銀河団などの観測の進展

などである。宇宙における高エネルギー現象は、ダークマター由来のガンマ線・宇宙線シグナルを制限するためにも理解する必要がある。それぞれの研究は有機的につながっており、互いの情報をやり取りして、理論的に無矛盾な理解を目指すことが必須となっている。そこで、高エネルギー宇宙物理の理論研究者を一堂に集めて、最新の発展と現在における課題と将来に向けた展望を議論する。

方針:
議論の時間を十分にとるためプログラムには十分に余裕をもたせます。
広く講演を募集しますが、時間の都合上止むを得ず口頭希望者がポスター発表に回る可能性があります。
できる限り若手に発表の機会を提供する予定です。

日程・開催場所

招待講演者(敬称略)

世話人

SOC:浅野勝晃(ICRR)、井岡邦仁(YITP)、井上剛志(名大)、大平豊(青学大)、樫山和己(東大)、諏訪雄大(YITP)、當真賢二(東北大)、藤田裕(阪大)、星野真弘(東大)、山崎了(青学大)
LOC:井岡邦仁(YITP)、諏訪雄大(YITP)、松本達矢(京大)
Email: kunihito.ioka at yukawa.kyoto-u.ac.jp