日記 (12月)


counter 主な予定

  1. 12/10: 一専攻
  2. 12/16: 語ろう数理解析(数学教室)
  3. 12/22: 永弘
  4. 12/24-5: 泊り込みの教務委員会
  5. 1/10: 物性研究〆切
  6. 1/5: 一専攻
  7. 1/13: 研究科会議
  8. 1/17: M2アブストラクト〆切
  9. 1/19-21: 「つくば冬の学校」
  10. 全然終らない本(〆切はとっくにすぎた。原稿はとっくに書いたのだが。。)
  11. 2/1: D3発表会
  12. 2/2: M論〆切
  13. 2/3: 研究科会議
  14. 2/7-8?: M論発表会
  15. 2/10: 卒論発表会
  16. 2/18: D後期編入入試
  17. 2/22: 龍谷大
  18. 2/25-6: A日程
  19. 3/13: B日程
  20. 3/24-27: 物理学会

1月


12/30:

暖房は家から持って来た。昼飯に苦労する。

学生にDEMの講義をする。

ようやくM2の光藤君の論文が投稿できる運びになった。2レーンASEPの界面が同期する という当り前と言えば当り前の現象の解析。


12/29:

一家でMr.インクレディブルを見に行く。


12/28:

暖房が本格的に壊れてどうしようもなく寒い。

卒研。とりあえず双極子系でカイラリティは確かに現われる。それでどうすると いう点が弱い。


12/27:

昨日頑張ったので、大掃除はかなり楽だった。3時には終了。一年に一回部屋が きれいになる。それから会議。


12/26:

オフィスの大掃除その一。容量オーバー気味なので、どんどん物を捨てることに した。


12/24-25:

打ち合せの後、午後から2日がかりの会議。教務関係で議論することは大事だけど、 いくらなんでも日程を考えて欲しい。結局24日は10時迄議論に加わり、それから 家に帰り、翌朝の9時に間に合うように会場に戻る。


12/23:

クリスマスタブロー。寒風の中、開場前に中学へ。なかなかたいしたものであった。


12/22:

午前に卒研。また迷走気味。

午後は6時間近くに渡って永弘君のセミナー。SPHの信頼度が今一つで、モデル理論の 方がもっともらしい結果を出したりするので主張が曖昧になっている。だいぶ おとなしいセミナーだった。


12/21:

研究会報告を手早く書く。最後の授業。


12/20:

授業時間を間違えて結構延長してしまった。冬休み前に申し訳ない。

書類書き。


12/19:

図書館に行く。「原爆を作り損ねた男」等を借りて来る。


12/17:

来月の日程調整のまずさで今日が最終講義になったので強引に授業を駆け足で進める。 まずは(先週の続き)で定常電流から静磁場を導き展開し、それが磁荷の双極子と等価に なることを示す。それから電荷の保存則と矛盾しないように変位電流を導入し、 更に電磁誘導を紹介し、Maxwell方程式のフルセットを出す。1コマでこれをおさめる のにはだいぶ無理があった。

佐々の講義に出席。Driven-Lattice-Gas解析のもっともらしさに 比べて現実に即した系の 熱伝導は殆んど漫才になっていた。佐々自身が認識している通り、まっとうな分子系 の熱伝導を線形領域を越えて論じるのは意味がなく、変態的な系を議論しないと 駄目だろう。勿論、仮にそうした系でSSTが成立しても自然を理解したことには ならないかもしれない。しかし変態的なマクロ系は粉体を始め結構あるし、蔵本 さんのcoupled oscillatorsが時を経て人工的に実現していることを考えると 将来SSTに即した実験が現れる可能性は残っている。(コロイドは苦しいと思う)。

12月24日宿泊の会議にお金7000円(クリスマス料金!)を徴収するという 案内が来たので、さすがに怒った。 (最初から泊まるつもりはなかったけど)一旦自宅に帰る。大体 ふざけた日にそれほど必要性を感じさせない会議を泊り込みでやって、 尚、その会場が京都の街中というのは一体何のためなのだろう。しかし そのふざけたイベントに参加する教員は多く、物理だけでも21人もいる。

國仲君がようやく完全ハミルトン系でHertzian contact theoryや 準静理論を回復するモデル解析を済ましたようだ。


12/16:

「語ろう数理」。松本さんの話はくどい位に丁寧によく準備されたものだった。 私の話はどうも数学者には不親切だったようだ。基本的に大阪府大と同じ話 だったけど、レスポンスはもう一つ。

町中で懇親会。


12/15:

卒研は厳しい。ここ一週間頑張っていたと思ったのだが肝心のモデルが何を やっているのか曖昧。

佐々セミナー:話の構成がうまいと言えばうまいし、佐々らしいと言えばそう なんだが、80%がIntroductionで肝心のところは何も喋らず、質問にも結局 答えないというのでは到底、納得がいかない。


12/14:

午前はちょっとした計算と16日の準備。昼から同志社での計算粉体力学研究会に 出席。授業があるために最初の井田さんの講演のみしか聴けなかった。自己重力 がないとringletが出来ず、志田-川合の計算は初期の大きい速度分散の緩和過程 しか見ていないとのこと。ちょっとつけいる隙はなさそうだった。講演後に東大に 栄転される西成さんに会ってちょっと話す。

授業ではシュレディンガー音頭を見せて、パウリの排他律から周期律の説明、 バンド理論のさわりと金属-絶縁体の話をする。


12/13:

授業。ミーティング。明日の授業準備。光藤君への説明。


12/11-12:

三角関数のhigh frequencyにべきをかけた積分の評価が煮詰まる。 消えると思うのだが。光藤君の原稿を全面的に書き直す。


12/10:

1月14日がセンター試験で授業ができないのか。21日に出張を入れてしまった ので来週で終りか。痛い。昨日準備したことが全部無駄になった。

講義の後、午後は会議。学位論文(前半)の審査委員で早くも3つ当たる。それぞれ レベルの高い研究なのはいいのだが、日程の調整が難しい。

光藤君の原稿を会議中に読む。進まず。


12/9:

折角の研究日なのに進展がのろい。モデルの変さは回避できそう。


12/8:

道越さんのセミナー。的確に惑星形成論の問題点をレビューして、その困難を 乗り越える試みを紹介して貰った。混相かつずりのかかったシアの問題なので 余裕があれば是非解析したい問題であるが、目下の所、まるで手が回りそうも ない。

卒研。もう目処が立っていないといけないのだが、現状は厳しい。


12/7:

朝、保健管理センターに行く。心室性期外収縮が一昨年に引き続き引っかかった。 簡単に終ったのはいいのだが、直らない(悪化する一方)だけに気をつけないと いけない。帰りに京大の吉田南構内にできたローソンを覗く。

火曜の授業の来週の準備。持ちネタが尽きたので、量子化学と物性物理の話を することにした。授業は準備が大変なので、終わるとぐったりした。少なくとも 先週の2時間半のセミナーよりはずっと疲れた。


12/6:

授業。その後、明日の授業の準備。


12/5:

学会は迷ったが、通常講演もすることにした。

コンサート。悲愴は名曲だと改めて思う。初演から一週間程で死んだ チャイコフスキーの遺言とでも言うべき交響曲である。 第3楽章の終りで拍手が起こったのはフィナーレで盛り上がれない観客の 抵抗か。


12/4:

妻が明日のコンサートのゲネプロのために子守を兼ねて自宅研究。4/3の計算を する。確かにこういう分布であれば4/3が出ることは疑う余地はなくなったが、 モデルは随分不思議なものであることを認識した。すぐ投稿とはいかないかも。


12/3:

授業を手早く済ませて、打ち合せの後、堺に向かう。

時間がかかると言われていたのでちょっと早めに京都を出ると早く着きすぎた。 セミナーは2時間半程行う。萱沼さんの言葉を使ったので、聴いて頂けなかった のは残念だった。粉の話は前振りに使っただけで予想通り気体論と非平衡の話に 終始した。エンターティメントとしては良かったかもしれないが内容は乏しかった かもしれない。


12/2:

明日のセミナーの準備が思いがけず早く終ったのに空き時間を有効に使えなかった。


12/1:

論文投稿。 一日遅れでやれやれ。9月のMAFPDの会議録で金ー早川 の紹介とその安定性の議論、それと最新のMD計算によるOsmosisが勾配の線形になる 話を含む。一応 Transport Theory and Statistical Physicsなる雑誌に投稿した ことになっている。


11月