日記 (6月)


counter 主な予定

  1. 6/16-18: 阪大集中講義
  2. 7/4-9 STATPHYS at Bangalore, 7/11-13 Kolkata (Satellite meeting)
  3. 9/7-10: 大学院入試
  4. 9/8: 宇宙フォーラム
  5. 9/19-23: 6th MAFPD(Kyoto)
  6. 全然終らない本(〆切はとっくにすぎた。原稿はとっくに書いたのだが。。)

7月


6/30:

計算をチェックしてスケーリングによって具体的な関数形を描いてみる。そうすると シミュレーションのそれとそれほど大きな違いがないように見える。もう少し時間が あればと思うのだが。とりあえず解析解が求まった。

Xuさんのセミナー。すでに論文になっている。 Binary Mixturesに対して初めてsystematicなLBMを定式化した。今後の発展が 期待できる。

BangaloreにいるAlam氏から連絡あり。Guest houseを用意できるとのこと。今頃 言われてもなあ。まあ彼の研究室は訪問できるし、いろいろと便宜を図ってくれ そうだ。

振動したまま傾けたシミュレーションとの比較。原点のピークが下がるといった 定性的なところは一致しているようだが定量的には苦しいか。それより シミュレーションでいくつかの独立なピークが立つ傾向が見えるが、その理由が よく分からない。トラップ間の固有振動とかが見えているのか。


6/29:

もう一回、計算を見直す。やはり規格化におかしいところはない。実は規格化が使え ないというのが間違いかもしれない。


6/28:

来週から出張かつ台風で一回潰れた授業の最終回。ちょっとペースアップして、少し 延長授業をしてきりのいいところまでやった。しかし理解されていそうもない。最終回 ということで1時間近く質問責めに合う。

占部の最近の報告。自分自身で理解していないところもあるが一歩前進か。

M1ゼミ。Diagrammar.


6/26:

中学の授業参観。(錯綜した連立方程式を解かないといけない) あれほど難しい入試を突破したのにも拘らず、1次方程式の 簡単な質問に頓珍漢な答えをする生徒が複数いるのは何故だろう。爆笑ものだった。


6/25:

非平衡統計は先週が創立記念日で休みになったせいか間延びした。線形応答も細かい 式をきっちり教えるべきかどうか。しかしきっちり教えないと分からないし、悩まし い。どっちにしても手際が悪かった。

國仲さんとの議論。夏休み中には出来るのでは。

学会はいよいよ飛行機もない。キャンセルするか。とりあえず旅行業者に泣きつく。

研究の方は、diskを滑べらせるモデルでは 分布の異方性が極めて強く出てしまうことがはっきりした。(解析プログラムのバグ ではない)。振動させながら流すモデルでもLangevin modelより強く異方性がでる。 またシミュレーションの結果を見て理論解析で使った規格化条件が使えそうも ないことが 分かった。他の条件として何を課すべきか。いろいろピンチである。

佐野さんと昨日、今日と打ち合せ。本番はうまくいったのだろうか。


6/23:

数値計算を始めたら計算機の調子が悪くてrebootする羽目に。原因は金君が使って いたマシンだがメールサーバーにも影響が出たようだ。

八柳さんのセミナー。クランプが固まって来ることを特徴づけるのに負の温度を 使う必要があるか。使わない理由もないのか。ちょっと釈然としない。ダイナミックス をうまく導出できそうな気がするのだが。

卒研。Curvatureに関する宿題とFlory理論の宿題。ちょっと生物までは行き着かない。


6/22:

インド行きの事務。プログラムは全て決まった。Kolkataはだいぶキャンセルが 出たかな。

原稿を整備。あまりスペースに余裕がない。数値計算がまだだ。

昨日台風で飛んだM1セミナー。レポーターがよく準備していた。気体論のdiagrammar.


6/21:

台風で警報が出たので授業がなくなる。授業がなくなったのに大学に行くのも 何なので自宅で仕事。しかし実のところたいした台風ではなかった。朝に行って 夕方に帰れば特に問題はなかったかも。自宅にあまり道具が揃っていなかったので 捗らず。しかしここに来て1回授業が飛ばされるのは痛い。


6/19:

うーんあかん。まだ疲れが抜けない。

とりあえずリクエストがあったのでppt fileをpdf fileに変換することを試みる。 そんなのconvertで一発と思ったのだが、出来ず、いろいろ探してPrimoPDFを インストールする。使い方も良く分からないので時間がかかったが、とりあえず pdf fileを作ることができた。どうも見出しをつけていないページは縦横が ひっくり返る。そうこうしているうちに雨が降ってきた。最悪。


6/18:

さすがにグロッキー状態。静力学と遅い流れの話を紹介したが最も質問があって やりやすかった。しかし帰りの柴原の駅ではベンチで眠ていてモノレールを 一本逃したりした。


6/17:

講義2日目。前日の復習からはじめたので少し質問が出てきたのは良かった。 非弾性Boltzmannと非弾性衝突。特に後者が予定より早く進んでしまった。

石橋にて大勢で飲み会。帰ると12時近くになった。佐野さんからのメールに 返信していたら1時近くになる。


6/16:

阪大の講義1日目。出席者は思ったより多い。午前の絵を見せたところはともかく 午後の非平衡の話は質問がなかった。LangevinとBoltzmannの簡単な話しかして いないが、黒板でやると半年かかるのを4時間に圧縮したのには無理があったか。 講義は黒板でやった方がいいというのも事実。


6/15:

結局、Xuさんにはsingle authorの論文として投稿して貰った。中身はあると思う。

4月に投稿した論文がacceptされた。

明日からの講義内容のチェック。いくつか修正する。webの方はそのまま。

佐野さんから連絡あり。とりあえずややこしい時期に東京に行く事態は避けられた。


6/14:

とりあえずwebに講義ノート を載せる。pdf fileを貼っただけだな。

Xuさんが考えられないことをしていたので, そのことについて 議論。研究の方は順調に 進んでおり、もうすぐ投稿できるのも事実。


6/13:

大体準備の目処がたった。


6/12:

田崎さんより物理学会主催の一般向けの科学セミナーの原稿が来る。うまくまとまって いるが、ちょっとだけ意見を送る。

講義の準備は進まず。あまり集中できていない。


6/11:

昨日作ったノートをもとに講義をしてみたが、(i)思ったより進まなかったこと (ii)ゆっくりと詳細を説明できないので学生が分かったようには見えなかったことで あまり効果は上がらなかった。講義終了後も同じノートの整備を図る。

國仲君との打合せ。二人とも大きな勘違いをしていたような気がする。


6/10:

尻に火がついたので集中講義の準備を開始。と思って、明日の講義のための Boltzmann方程式に関するTexのノートを作る。


6/9:

4回生が体調不良を訴えて卒論ゼミはなし。

セミナーは北畑さん。現象は面白く、数値計算も含めてしっかりと解析しており いろいろ考えさせる。しかし この現象が分かったから何か賢くなるという類の仕事ではないのも事実。

集中講義の準備をしないといけないので考えはじめる。


6/8:

ようやく易動度の計算終了。お蔭様で今までの分布関数の計算に誤りがあることを 発見し、訂正しておいた。2次摂動解はいろいろいじっても簡単になりそうもない。


6/7:

授業はケプラー問題の極座標表示での話。試験問題も大体考える。

M1ゼミ:ハードコア系のpseudo-Liouville equation.


6/6:

整理して計算。易動度が計算できそうで一つの積分につまる。


6/5:

京産大にいく。

晩は千住真理子がでるというので立命のオケの演奏会を聴きに行く。さすがに学生 オケとは際立った差があったが、ミスもあったし、低音が汚かった。


6/4:

授業は射影演算子を使った森公式のあたりの話。

ちょっと精彩がない。学会に申し込んだ。


6/3:

中野藤生インタビューの前半部分の草稿が届く。ともかく量が多い。「久保」公式 の成立過程に関する中野さんの執念を感じる。

原稿を打ち込みはじめるが、やはりクーロン摩擦系のLangevinというのは真っ当では ない。

COEのweb pageに関して意見を述べたら、案の定,説教された。そこでおとなしく 聞いていればいいものを、こちらも反論してしまう。釈然としないし、気分が悪い。 しかし本当に 大丈夫なんだろうか。


6/2:

どうも級数の形が繁雑で、きれいにまとまらない。どうせ使いでがないのでここは 捨てた方がいいかもしれない。

セミナー:どう聞いても面白く聞こえない。テーマに問題があるかな。こっちは 面白くなるかもと思っているのだが。

卒研:手際が悪かった。


6/1:

わざわざ京都に出向いてこちらのpresentationの指導をしてくれるのか。御苦労な 話だ。

MeijerのG関数と格闘。MeijerのGを使うと一次解はえらくコンパクトになる。2次解 も級数で書ける筈。大体終わった。3階の微分方程式だからMeijerのGが出て来ても 不思議ではないが、遭遇してあれこれいじるのは初めてだ。解が大体求まり、物理系 で近似例があるので、何とか〆切論文のネタは出来そうである。この系は第一種の FDTを変更する必要がある。第2種も意味が異なってくる。とは言え、人工的な おもちゃなんだろうとは思う。物理系の例が2つでは弱い。


5月