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2023/05/07
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プロフィール


2021/11 @RIKEN
名前 伊藤 悦子 (本名 :永田 悦子)/ Etsuko Itou
所属/ 身分 京都大学 基礎物理学研究所 (素粒子論グループ) / 准教授
理化学研究所 数理創造プログラム (iTHEMS) 客員研究員 (兼任)
勤務先住所 〒606-8502 京都市左京区北白川追分町 (居室:Y201)
電話番号 075-753-7044
e-mail アドレス itou_at_yukawa.kyoto-u.ac.jp
研究分野 場の量子論の非摂動的な現象に興味があります。数値計算を使って第一原理的に理解するのが好きです。最近は有限密度QCDの現象を明らかにする事を大きな目標とし、古典モンテカルロ法、量子計算法、テンソルネットワーク法など様々な手法を使って研究しています。
参加プロジェクト

科研費基盤(B) 第一原理計算で探る有限密度QCD型理論の物性(2025.04 – 2029.03)

モンテカルロ法を使って有限密度QCD型理論の低温・高密度領域に生じる超流動性の研究をしています。

CREST 「量子フロンティア」: 高エネルギー物理と量子計算の共創による新計算原理の開発 (2024.10 - 2030.03)

ハミルトン形式に基づくゲージ場の理論の定式化、テンソルネットワークや量子計算法による計算法の開発・実装・実行を目指します。

科研費基盤(S) QCDから解き明かす重クォークエキゾチック粒子の謎(2023.04 – 2028.03)

物理点での格子QCDシミュレーションをスパコン富岳などを用いて研究しています。QCD作用から始めてシミュレーションで出てきた結果を原子核の有効理論へ応用することで手法的にも物理としても新しい理解を目指します。

学術変革A「極限宇宙」D01班(2021.10 - 2026.03)

量子情報・物性理論などとも協力して、従来のモンテカルロ法では符号問題の生じる理論を新しいアプローチで研究しています。

JSTさきがけ[量子情報処理](2021.09 - 2025.03)

素粒子の物理を記述する場の理論のシミュレーションに有効な量子計算のアルゴリズムを開発します。従来のモンテカルロ法では計算が困難な符号問題の生じる系の性質を明らかにします。

略歴

教育

1995年 名古屋市立向陽高等学校 卒業
1996年 大阪大学理学部 入学
2000年 同 卒業
2002年 大阪大学大学院 理学研究科 物理学専攻 博士前期課程修了(素粒子論)
2005年 大阪大学大学院 理学研究科 物理学専攻 博士後期課程修了(素粒子論)

最近の講演スライド

日本物理学会 2024年春季大会@オンライン, シンポジウム講演「場の理論のハミルトニアン形式と
テンソルネットワーク法」(PDF)

JPS2024

2024年計算物理春の学校 スライド「QCDと第一原理計算」(PDF)

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