場の理論と弦理論2023

開催日

8月4日(金)〜8月10日(木)

主催

京都大学基礎物理学研究所

概要

本研究会は、日本における広い意味での場の量子論と弦理論、及びその周 辺領域の研究者を一同に集め、研究者間の情報交換と交流を目的として行います。特に、分野 の限定を行わずに、幅広いトピックを扱うことにより予期しない共同研究の種を発見する こと、及び、若手研究者に発表機会を与え、育成を行うことを目指します。

8月4日(金)は完全オンラインとし、オンラインの講演とオンラインポスターセッションを行います。 8月5日(土)と6日(日)はプログラムはありません。 8月7日(月) から 8月10日(木)までは基礎物理学研究所での現地参加を主としたハイプリッド形式で開催いたします。

この研究会は例年、"Strings and Fields" という名前で国際的に行われてきた研究会の流れを汲むものですが、 今年は去年に引き続き日本語話者向けの日本語による研究会として開催する予定にしています。 過去の研究会の記録はこちらをどうぞ

プログラム

詳細なプログラムはこちらをご覧下さい。

招待講演者

出渕卓 (理研BNL)
Muon g-2 in the Standard Model
Justin Kaidi (ワシントン大)
Non-Invertible Symmetries in d>2
奥田拓也 (東大駒場)
可換格子ゲージ理論の測定型量子シミュレーションと anomaly inflow
酒井一博 (明治学院大)
行列模型の手法によるJT重力研究の進展
玉岡幸太郎 (日本大)
Generalized entanglement entropies based on holography
吉田豊 (明治学院大)
Re:ゼロから始める超対称局所化

登録

参加登録は終了しました。

一般参加者による講演(口頭、 およびポスター発表)の申し込みも広く受け付けます。 ポスター発表は完全オンラインで行う予定です。 尚、口頭での講演希望者が予定数を超えた場合は、ポスター発表への変更をお願いすることもありますので、ご了承お願いいたします。 締め切りは
      講演希望者および現地参加希望者: 6/26(月)
      オンライン参加希望者(講演なし): 7/28(金)

です

初日 8月4日(金)は完全オンラインで行い、現地で開催するのは週が明けた 8月7日(月)の朝からの予定ですので、旅行日程を検討する際にはご注意ください。また、8月5日(土)、8月6日(日)はプログラムはありません。 また、終了は最終日 8月10日(木) のお昼過ぎごろの予定です。

参加費は必要有りません。旅費の補助の希望も受け付けます。 予算が限られているため、研究費をお持ちの方はなるべくそちらをお使いくださるようお願いいたします。 また、サポートの範囲や額は世話人にご一任ください。 皆様の積極的なご参加をお待ちしております。

発表ファイルは特殊なケースをのぞきすべてこのウェブサイトで公開され、研究会後には素粒子論研究・電子版においても公開されます。 別個のプロシーディングズは発行しません。全ての講演はオンラインで配信されます。

後援・支援

種別細目番号研究代表課題名
JSPS科研費 学術変革領域研究(A) 21H05182 高柳匡 極限宇宙の物理法則を創る-量子情報で拓く時空と物質の新しいパラダイム
JSPS科研費 基盤B 23H01170 疋田泰章 膨張宇宙におけるゲージ重力対応と量子重力の研究
JSTさきがけ JPMJPR2117 本多正純 初期宇宙解明に向けた量子アルゴリズム開発基盤の創成
JSPS科研費 基盤C JP20K03935 丸吉一暢 可積分系との関係を用いた超対称理論のディフェクトの探求

世話人

大森寛太郎(東大理, 連絡責任者)、国友浩(京大基研)、酒井忠勝(名大理/KMI)、 酒谷雄峰 (京都府立医大)、坂本眞人(神戸大)、杉本茂樹(京大理)、 高柳匡(京大基研)、立川裕二(東大 IPMU, Web 担当)、玉岡幸太郎(日大)、 新居慶太(水大)、西中崇博(大阪公立大)、野海俊文(東大駒場)、 浜中真志(名大多元)、疋田泰章(京大基研)、 本多正純(京大基研)、丸吉一暢(成蹊大)、森田健(静岡大)、 山口哲(阪大理)、吉田健太郎(埼玉大)

その他ご質問は連絡責任者 kantaro@hep-th.phys.s.u-tokyo.ac.jp まで。