Daisuke YAMAUCHI

卒業研究について

卒業研究のテーマ

卒業研究のテーマについては、宇宙論および重力理論です。
例えば、宇宙論に関するテーマでは宇宙膨張、暗黒エネルギー、インフレーション、相対性理論に関するテーマではブラックホール、重力レンズ現象、重力波、一般相対性理論の観測による検証、さらに少し毛色の違う宇宙論のテーマでは宇宙の暗黒時代、宇宙の相転移と位相欠陥、タイムトラベルといった話題が考えられます。ですが、ここに書かれていないテーマであっても、興味を持って勉強・研究できることであれば、卒業研究のテーマとして選ぶこともできますので、相談してください。

研究室で行うこと

研究室に配属された後に、週1,2回のゼミでテキストの輪読をするゼミを行います。 ゼミではたくさん山内から質問します。 テキストについては、ゼミ生で相談して決めることができますが、例えば、最近では 松原隆彦「宇宙論の物理 上」をテキストとして使用しました。

発表者は、教科書の内容を要約し、自分の言葉で再構築してノートにまとめ、ホワイトボードに書いて発表します。 教科書をただ最初から最後まで全部読むのではなく、要約したノートを作って発表してもらいます(最初は難しいですが、社会でも役に立つ重要なスキルです)。 「自分にはよくわからなかったけど、教科書にはこう書いてあったので、こうらしいです。」という読み方はせず、わからないことに出会ったら調べてみて(それでもわからなければ山内に質問しよう)、わからないまま放置しないようにします。 それも含めて発表できるようになることを目指します。

夏休み前を目途に一人ひとりと相談のうえ、卒業研究のテーマを具体的に決めます。 具体的なテーマが決まったら、一人ひとりが各テーマについて勉強・研究していき、秋学期には個別のゼミで毎週やったことを報告してもらいます。 卒業論文を書くための準備として、latexを使って研究ノートも並行して作成していきます。 11月ごろに中間発表をしてもらい、その反省点を踏まえて卒業研究を進めます。 1月には卒業研究の最終発表を行い、卒業論文も提出してもらいます。

授業

2023年度

■ベクトル解析・解析力学 (春学期・金曜・1限)

■ゼミナールI (春学期・集中)

■特別研究I (春学期・集中)

■特別研究II(春) (春学期・集中)

■臨床特別研究I (春学期・集中)

■電気工学概論 (秋学期・木曜・1限)

■ゼミナールII (秋学期・集中)

■特別研究I(秋) (秋学期・集中)

■特別研究II (秋学期・集中)

■臨床特別研究I (秋学期・集中)

■物理学特別講義I:電波観測による宇宙論 (山口大学・非常勤・8/30-9/01)

2022年度以前

■物理学A[力学] (2020年度-2022年度, 神奈川大学)

■物理学IV[相対性理論] (2018年度-2022年度, 神奈川大学)

■物理学実験A (2016年度-2022年度, 神奈川大学)

■物理学I[力学] (2018年度-2019年度, 神奈川大学)

■物理学B[電磁気学] (2016年度-2019年度, 神奈川大学)

■総合工学実験A (2017年度-2020年度, 神奈川大学)

■総合工学実験B (2019年度, 神奈川大学)

■総合工学実験C (2919年度, 神奈川大学)

■総合工学実験D (2018年度, 神奈川大学)

■情報とコミュニケーション (2016年度-2017年度, 神奈川大学)

■基礎力学 (2013年度-2014年度, 芝浦工業大学)

■基礎力学演習 (2013年度-2014年度, 芝浦工業大学)