場の理論と弦理論2024

開催日

8月5日(月)〜8月9日(金)

主催

京都大学基礎物理学研究所

概要

本研究会は、日本における広い意味での場の量子論と弦理論、及びその周 辺領域の研究者を一同に集め、研究者間の情報交換と交流を目的として行います。特に、分野 の限定を行わずに、幅広いトピックを扱うことにより予期しない共同研究の種を発見する こと、及び、若手研究者に発表機会を与え、育成を行うことを目指します。

この研究会は例年、"Strings and Fields" という名前で国際的に行われてきた研究会の流れを汲むものですが、 今年は去年、一昨年に引き続き日本語話者向けの日本語による研究会として開催する予定にしています。 過去の研究会の記録はこちらをどうぞ。

プログラム

詳細なプログラムはこちらをご覧下さい。

招待研究発表

伊藤 悦子（京大基研）
ハミルトニアン形式の場の理論に基づく数値計算
風間 洋一（立教大)
von Neumann Algebra and Quantum Gravity
楠亀 裕哉（九州大）
Recent Developments in Boundary & Interface CFTs
小松 尚太（CERN）
Non-Invertible Symmetries and Scattering Amplitudes
野尻 美保子（KEK)
深層学習の科学研究へのインパクト(素粒子物理学を例として）
渡邉 真隆（名古屋大)
Large charge展開とその発展

登録

参加登録は終了しました。

参加費は必要有りません。旅費の補助の希望も受け付けます。 予算が限られているため、研究費をお持ちの方はなるべくそちらをお使いくださるようお願いいたします。 また、サポートの範囲や額は世話人にご一任ください。 皆様の積極的なご参加をお待ちしております。

発表ファイルは特殊なケースをのぞきすべてこのウェブサイトで公開され、研究会後には素粒子論研究・電子版においても公開されます。 別個のプロシーディングズは発行しません。全ての発表はオンラインで配信されます。

後援・支援

種別細目番号研究代表課題名
JSPS科研費 基盤A 21H04469 高柳匡 量子情報理論を用いた超弦理論の研究
JSPS科研費 基盤B 23H01170 疋田泰章 膨張宇宙におけるゲージ重力対応と量子重力の研究
JSTさきがけ JPMJPR2117 本多正純 初期宇宙解明に向けた量子アルゴリズム開発基盤の創成
JSPS科研費 基盤C 23K03393 西中崇博 非ラグランジアン理論の分配関数を用いた超対称場の理論の新しい対応関係の研究

世話人

大森寛太郎(東大理)、国友浩(京大基研)、酒井忠勝(名大理/KMI)、 酒谷雄峰 (京都府立医大)、坂本眞人(神戸大)、杉本茂樹(京大理)、 高柳匡(京大基研)、立川裕二(東大 IPMU, Web 担当)、玉岡幸太郎(日大)、 新居慶太(水大)、西中崇博(大阪公立大, 連絡責任者)、野海俊文(東大駒場)、 浜中真志(名大多元)、疋田泰章(京大基研)、 本多正純(理化学研究所iTHEMS)、丸吉一暢(成蹊大)、森田健(静岡大)、 山口哲(阪大理)、吉田健太郎(埼玉大)

その他ご質問は連絡責任者 nishinaka@omu.ac.jp まで。