|compphys|

自分の作ったプログラムを実行する

いよいよエディタで作ったプログラムを実行してみましょう。

ソースファイルを用意する

もうエディタでFortranプログラムの入ったファイルを作ってありますか?このファイルをFortranのソースファイルといいます。

まず、ソースファイルの名前を確認しましょう。例えばenshuu1.f という名前になっているとします。
enshuu1 の部分は何でもいいですが、後ろの.f は Fortran の拡張子で、これが Fortran のソースファイルであることを示しています。

これでソースファイルができました。


ソースファイルをコンパイルする

Fortran プログラムを実行するには、ソースファイルを実行ファイルに変換する必要があります。これをコンパイルといいます。コンパイルするにはコンパイラと呼ばれるプログラムを使います。
Fortran の場合は f90 というコマンドです。
f90 filename.f
というように使います。早速やってみましょう。
x0000% f90 ensyuu.f
f90: compile start : reidai.f

*OFORT90 V01-03-/B 開始
*プログラム名 = MAIN
*プログラム数 = 0001 , エラーはありません
こうなれば大成功です。 a.out というファイルができているはずす。ls で確かめましょう。

こうならなかった人はソースファイルの中にエラーがあります。もう一度ソースファイルの中身が正しいか注意して見てください(エラーの場所を探すヒント)。


a.out を実行する

やっとプログラムを実行するところまできました。f90 が作った a.out実行ファイルです (実行するっていうのはコンピュータ用語です。念のため)。
早速実行してみます。先頭に./ がつく理由は 「コマンドパスを追加しよう!」で説明されています。 ここではそういうものだと思ってください。

この例は、演習問題1の、1〜Nまでの和を求めるプログラムです。? がでてきて止まるのは read 文が入力を待っているからです。 10 を入力したら答えが出てきました。どの行の出力がソースファイルのどの write 文に対応しているかわかりますね。何度か実行していろいろな n で試してみましょう。あまりとてつもなく大きな値は入れないように。

エラーの場所を探すヒント