教職コース
2. 数値微分の説明 Webpage を作る
微分や積分には常に「無限小」の概念が必要となっています。
昨年までに数値計算演習を受講した人は、
積分において十分
を小さくすれば正確な積分値に近付くことは
確かめていますね。
今度は微分でどの程度小さければ正確な微分の値に近付くか、
数値的に確かめ、それを示す Webpage をつくって下さい。
前回「Webpage の作り方は、情報処理で既知」としましたが、
あまり既知では無かったようなので、
少しだけ説明を書いておきました。教職ホームページの
ノート部分 を参照してください。
今回の課題
- 関数
と
を適当に与え、それを数値的に微分して、
解析的な値と比べるプログラムを作って下さい。
(下の例と全く同じプログラムではだめです。)
-
これをグラフにして張り付けた Webpage を作って下さい。
説明もつけること。
-
Webpage が出来たらどのようにして作ったか、
Teacher@server までメールで連絡して下さい。
- 〆切日はスケジュールの部分で確認して下さい。
● Example
数式を Webpage で美しく表示するにはそれなりの工夫が必要です。
1つの方法は Word 等から MathEditor を開いて数式を作り、
Webpage として保存する方法があります。
また、Linux 等が使える環境にあれば、latex2html を用いて
LaTeX file を Webpage に変換することも便利な方法でしょう。
ここでは最初なので、式は次の「図」をつかって
「張りつけ」ても構わないことにしておきます。
張りつけは、
- Internet Explorer + Word では、 IE で表示して、Drag \& Drop、
- Netscape Composer では、まず図を Download してから、画像を挿入、
- mule 等で html を書く場合には、グラフを載せる場合と同様で、img tag を使います。
<html>
<body>
説明をかく
<br>
式を図として載せるには img tag を使う。
<br>
<img src="img5.png">
</body>
</html>
この簡単な html を表示すると、このようになります。
- Webpage に張り付けるグラフ (png/png file) を作るには、
Lesson 07 のグラフのページ
を参照して下さい。
- 張り付けの方法は数式の場合と同じです。
- グラフをのせる HTML file は(最小限)次の形式となります。
<html>
<body>
説明をかく
<br>
グラフを載せるには img tag を使う。
<br>
<img src="teach02.png">
</body>
</html>
この HTML file を表示するとこのように
なります。
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Akira OHNISHI
10/10/2002