趣旨 |
場の量子論と弦理論は多様な方向へその応用範囲を広げ、興味深い成果を生み出し続けています。これらの理論のさらなる発展のためには、広範かつ多岐にわたった全体像を今一度概観・把握し、その背後にある概念を抽出する必要があると思われます。 |
こうした問題意識の下、上記シンポジウムを開催致します。皆様に研究成果の核心部分をアピールしていただき、参加者が議論・吟味することで、現在の日本の理論物理学をさらに進展させる契機となればと考えております。 |
スタイル |
どのような研究会においても、研究内容を発表したいという講演者の希望と、講演の詳細をさらに深く聴きたい、あるいは逆に多くの講演を広く聴きたいといった聴き手の要求、もっと議論の時間が欲しいといった希望を、時間的制約の下で如何に実現するかが問題です。
このシンポジウムでは、こうした希望をできるだけ尊重するとともに、講演者と聴き手の交流がより活発となる試みとして、前回(2008年度)のシンポジウムの形式を更に徹底させて、次のスタイルで行います。あまり例の無い形式ですが、皆様のご理解とご協力をよろしくお願い致します:
本シンポジウムでは、残念ながら旅費等の補助はできないのですが、若手の研究者の積極的なご参加をお待ちしております。 また、このような形式の研究会が有効に機能し有意義なものとなるためにも、ぜひ多くの皆様にこのシンポジウムの趣旨にご賛同いただき、中堅・シニアの研究者の皆様にも積極的なご参加をお願い致します。 |
! 長時間講演賞 ! |
今回のシンポジウムでは、以下の7名の方々が多くの票数を獲得しました。おめでとうございます。
関野 恭弘さん、 森山 翔文さん、 笹井 裕也さん、 岡澤 晋さん、 小川 軌明さん、 尾田 欣也さん、 立川 裕二さん (長時間講演順) |
シンポジウムへの参加 |
この理研シンポジウムへのご参加は自由です。どなた様も歓迎致します。 |
講演申込 |
講演申込は終了致しました。多くの申込ありがとうございました。 |