国広悌二著『量子力学』 honto

• 量子力学を学ぶ上で有用な物理・数学の基礎事項
  

  以下の事項は、量子力学を学ぶ前に理解しておくことが望ましい 事項である。
  しかし、これらを完全に理解してからでないと 量子力学は分からないというわけではない。
  量子力学を勉強しながら基礎的な事項で理解が曖昧だと思えば 以下の事項に立ち戻って、
  復習、確認しながら物理学全体の理解を 深めていくというのでよいし、普通みんなそうしている。

  • 量子力学を学ぶための解析力学ミニマム(2018年10月22日)

  • 振動の物理学入門：線型振動の場合 (2018年11月6日:11月8日再改訂)
    単振動、減衰振動、共鳴/共振、連成振動等の解説。 共振/共鳴は「永年項」が出現する場合も扱う。
    2階の線型常微分方程式と対称行列の対角化の入門にもなっている。

  • 波動現象の数理の基本事項(2018年10月22日)

  • Fourier解析とデルタ関数の基本事項(2018年10月21日)

  • 古典電磁気学における電気および磁気モーメント(2018年10月22日)

• 少し進んだ内容の補足
  

  少し内容が高度なため、 教科書（拙著「量子力学」(東京図書)）では紙数の都合で割愛せざるを得なかったもの。

  • 曲線座標のときも含む 演算子のWeyl表示、Weyl順序。(2018年10月23日)
    密度行列のWeyl表示としてのWigner関数の導入も含む。 　

  • ベクトル場の回転変換性とその角運動量（スピン）(2018年10月22日)

  • Wigner-Eckartの定理の証明と補足(2018年10月21日)

  • 水素原子の量子力学のRunge-Lenz(-Pauli)ベクトルを用いた代数的解法 (2018年12月6日)
    角運動量演算子とRunge-Lenz-Pauliベクトル演算子が代数o(4)=su(2)xsu(2)を 構成することを用いた
    水素原子の固有値問題の詳しい解析。
    拙著「量子力学」（東京図書）では、紙数の制限のため、 概略のみに留めていた。

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