開催日時と場所など
■ 日時:2012年8月1日(水)-4日(土)
■ 場所:京都大学 基礎物理学研究所 湯川記念館 Panasonic国際交流ホール
■ 参加費:無料
■ 定員:先着150名
※参加申し込みは締め切りました。■ 言語:日本語
■発表形式:「招待講演(レビュートーク)」と「ショートトーク+ポスター発表」という形式です。後者は、通常のポスター発表と、その内容を紹介する5分程度のショートトークのセットという形になる予定です。 詳しくはこちらをご覧ください。
スコープ
エネルギーや物質のやりとりを行う事で多種多様な現象を示す非平衡系は、多くの物理学者、化学者、生物学者の興味を引きつけてやまない。これまですでに様々な観点から多くの研究成果の蓄積があるが、普遍的な理論体系は未だに見出されていないままである。しかし近年の実験技術の著しい進展はミクロな系の操作やゆらぎの観測を可能とし、その非平衡系としての性質の統一的・普遍的な理解が改めて強く望まれている。
本研究会は、様々な角度から非平衡系を研究している研究者を広く集め、密な情報交換を通して非平衡系全体を見渡すことにより、新たな知見や今後の展望の獲得、さらにはその応用へとつながるような議論を生み出すことを目的とする。
内容としては平衡への緩和やパターン形成といったこれまでの伝統的なテーマだけでなく、ソフトマターや生物系における非平衡現象、熱力学と情報理論との統合といった新しい研究分野も対象に加える。非平衡系の実験物理、生物物理、計算物理、理論物理、そして数理物理におよぶ幅広い分野の研究者が一堂に会せる研究会となることを目指す。
テーマ
-非平衡基礎論
-非平衡への数理物理的アプローチ
-非平衡ゆらぎ
-平衡統計分布の起源
-集団挙動と自己組織化
-非平衡相転移、界面成長
-複雑流体・粉体のレオロジー
-非平衡生命(分子モーター、細胞運動、生物流体などに関する理論と実験)
組織委員(五十音順)
市川 正敏 (京大理)
齊藤 圭司 (慶応理工)
沙川 貴大 (京大白眉・基研)
笹本 智弘 (千葉大理) Chair
竹内 一将 (東大理)
早川 尚男 (京大基研)
事務局 E-mail: noneq12_at_yukawa.kyoto-u.ac.jp
更新情報・おしらせ
研究会は無事終了しました【2012/08/04】
プログラム・アブストラクトを公開【2012/07/04】
発表申し込み受け付け終了(3日間延長しました)【2012/06/13】
発表申し込み受け付け開始【2012/05/07】
ホームページを開設中【2012/04/24】