日記 (11月)


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国内ビジター募集中。
主な予定

  1. 11/10-11: Franco Nori
  2. 11/11: 物性研究
  3. 11/18: Aiguo Xu来日:家探し
  4. 11/25: 物理教室発表会
  5. 11/30 : Phase Transition 〆切
  6. 12/8-9: 基研50周年記念行事
  7. 12/15-17: 確率モデルの統計力学(基研)
  8. 3/8-10 Dynamics of complex fluids (京都)
  9. 7/4-9 STATPHYS at Bangalore, 7/11-13 Kolkata
  10. 全然終らない本(〆切はとっくにすぎた。原稿はとっくに書いたのだが。。)

12月


11/29:

原稿の最終チェックをして投稿。preprint serverに登録。


11/28:

原稿の微調整。

卒業研究。アーチの特解の漸近形が求まる。勿論数値計算との誤差はゼロ。 安定性についてはまだだが、先週求めた力を加えたときに実現するかもしれない 特解は実現しないことが分かった。順調に進んでいる。

それに引き替えM2は尻に火がついたというか火ダルマというか〆切に間に合うか どうか微妙な情勢。現状報告と方向についての示唆。

審査委員はなるべく人環教官とのこと。修士は今年だけだし、博士も数年で終わる ので特に規約の変更をしなかったようだ。


11/27:

まだ原稿の訂正。昼に古川と会ったので立ち話。午後に光藤君に摂動論の 基本を示す。摂動解が構成できないと如何ともしがたい。


11/26:

森田君のセミナー。

原稿は大体仕上がる。D論の二人の原稿にも目を通してコメント。D論の〆切は 月曜。


11/25:

教室発表会。最初は人が少なかった。ちょっと時間配分を誤った気がしたが、 まああんなものか。一名だけむっとする質問をしてきた: ユニバーサリティーばかり求めたがる人がいるのは理解できるが 世の中はそんなに甘くない。そもそも非弾性衝突がまだ分かっていなくて、解析可能 で、初等教育に重要で、応用も沢山ある、というので十分だと思うのだが、何で 分からないと工学だと片付けたがるのかが不明。

COE関係の事務をした後、原稿の修正。いつもの通り、 細かい語句の訂正等はなかなか収束しない。


11/24:

第2稿ができる。概ね完成か。ちょっと間をおいてみる。

明日の発表の準備。殆んど使いまわし。あまり新たに準備せず。


11/23:

次男の相手。夕食後は長男の算数の問題を解く。


11/22:

朝、Xu氏の荷物をアパートに運ぶ。約束の時間に宿にいなかったので焦った。

原稿書き。初稿を書き上げる。何とか体裁が整って来た。


11/21:

Hunterの論文(1957)は昔僕等のやっていた話と似ている。結論から言うと思いっきり 間違っている。

卒研。2次元の応力場を完全に求めた昔の論文を手際よくまとめて紹介。積分するの とは違った訳か。アーチ解についてはあまり進展はない。

Xuさんの荷物を一つ転がしながら北白川学舎へ。その後で物理の会議に出席。


11/20:

原稿,進まず。FEMでどういう風にシミュレーションしているのかが気になった。 FEMと比較した理論の論文は入手したがパッケージになっているFEMはよくわからない。

今日は銀行口座の開設。意外に戸惑って時間を食う。


11/19:

今日はXuさんにつきあう。 幸いにアパートの空きが見つかり、そこを見に行って入居を決める。その後、歩いて 帰る道すがら通勤用の自転車を買い、印鑑を注文し、物理の事務室にパスポートの コピーを提出する。

セミナーは光藤君。M1にしてはまとまっていた。もう一息という感じがするが、 そこを乗り越えるのが難しい。

セミナー後、鍵を作って、区役所で外国人登録。疲れる。


11/18:

授業。それから(ASEP等の権威の)Schuetzから妙なタイミングでメールが来る。 御蔭でいろいろrelevantな文献を教えてもらう。

COEの会議。あまり重要なことは議論されなかった。その後、Aiguo Xuを京都に 迎えに行く。


11/17:

授業。昼食会。それから理物の4年がエアロゾルの光泳動の話を聞きにくる。 光の方向に寄って来る逆泳動は考えてみれば不思議だが電気的な効果が効いて いるような気がする。


11/16:

中学受験の算数の問題を沢山解く。全く何やっているのだか。

高橋が失速。もともとラドクリフはおろかヌデレバ等とも力の差があるのにマスコミ や周囲、そして自分自身もそのことを認めないために起きた悲劇だろう。 オリンピックで金を取れたのだからもういいのではないか。


11/14:

卒研。N粒子アーチの特解が求まる。漸近形も大体分かる。安定性はこれから。

午後は会議3つ。長い。おまけにまた会議が増える用事には事欠かない。


11/13:

先月やってみようとした計算を行なって弾性波放出に伴うエネルギーロスと はねかえり係数への影響を見積もる。これは比較的簡単に出来た。結果が粘性散逸 とあまり違わない。とりあえず御手軽 計算を原稿に載せる。

という訳で原稿書きがちょっと進む。


11/12:

どうみても汚いし、接続の条件が分からない。言葉を越えて議論するのはなかなか 難しい。

ということで今月末の原稿を書き始める。


11/11:

授業をしてから雨中、基研まで行くと疲れた。部屋の掃除を行なう。


11/10:

授業は割と進展が早い。

学位論文の2人組の執筆は遅れ気味。

Franco Noriが来る。Natureに載ったgranular materials のFDTの話の概略を聞く。 高次のキュムラントは測っていないし、どの程度異方性や温度の空間依存性がある のか釈然としないがシンプルな結果だ。

セミナーは広義のracthetを使って超伝導渦糸等を流す話。制御という面では見事だが 物理としてはどうか。セミナー後、ロシア人の教授夫妻等とカンフォーラで食事。 Noriがワインをかけられた。カンフォーラでは前も飲物をこぼされたので飲物を 持って近付いて来たらさっと飛びのけるように身構える必要がある。


11/9:

市民オーケストラ。プロコフィエフの「ロミオとジュリエット」他。ちょっと 長かった。

子供の算数の成績が下降気味なのは困ったものだ。他は堅調なのだが。


11/8:

リハーサルのため子守。応力を求めたがどうもすっきりとしない。


11/7:

応力を求める。これが圧縮力になっている。破断条件も分かるのでうまくいきそう。 まだ霞がかかっているが五里霧中という感じではない。とはいうもののかなり木に 竹を継いだ議論だから皆が納得できる話ではないだろう。

卒研の方は堅実に7球アーチ問題の平衡解を求めた。任意の奇数個の球の特解も 求まっている。後は安定性を論じる必要がある。順調に進んでおり、今年も卒研は 論文になりそうだ。


11/6:

どうもここのところ体調が悪い。

トルクがサプレスされれば常識的な結果になる。ようやく前の話に繋がった かな。弾性体の部分は昔のアイデアを援用可能。


11/5:

弾性体を部分的に圧縮したときの圧縮波の伝播は大体分かったので弾性体の部分を 固めないといけない。単純に考えると異方的になりそうだが、等方的になるという 報告もある。

残念な知らせあり。まだチャンスはある。

某(非物理)学会からの郵便に会費の請求書があったので、そろそろ潮時かな、 とも思った折に同封の役員選挙の候補者の名前をみてびっくり。この手の名前は 了承を取ってあると思ったのだが、本人の意思と無関係に勝手に並べるのだな。

谷村さんのセミナー。IRやラマン散乱での3体以上の相関関数の重要性の指摘。 2体相関では各種理論モデルが縮退した結果しか予言できないが、3体相関では その違いが明白になる。理論家殺しの理論。


11/4:

授業。同じ授業を2つパラレルでやっているのだが、月曜は早くも2回休みのために なくなった。全く国はろくなことをしない。3次元のストークスの定理の証明は もうちょっと簡単にできないかな。

レフェリーの第Nラウンド。著者の反論はしっかりしているのだが、何でそれを原稿に 活かさない。無駄に時間がかかる。

だいぶ前に書いた丸善の「ながれの事典」の校正。と言ってもかなり短くしないと いけなかったのでそれなりに時間がかかった。


11/3:

大体音波放射がどうなるか、変形がどうなるかは分かる。

雨の中、松ヶ崎祭。物理のSさんに会う。先週は神社でMさんに会った。

子供は不必要に難しい算数の問題をやらされてちょっと可哀想になる。しかしこうした 問題をすらすら解ける小学生が大学に入ると分数の計算も出来なくなるのは信じ がたい。

粉体と液体が連続的に繋ぐことが簡単に出来たら世話がない。誰もが考えるが 難しくて出来ていないだけ。大体、見た目と実際は違いすぎ。


11/2:

計算しつつ子供の勉強もみる。どうも体調が悪い。


11/1:

どうも調子が出ない。つまらない計算なのだが。

極性流体と運動論についての問い合わせ。中途半端な状態のまま放置してある。

西森さんの研究が新聞記事になっている。


10月