橋
本
幸
士
Koji Hashimoto
研究室・授業
Our group/Lectures
京都大学の物理学第二教室の素粒子論研究室は、第二教室の他の研究室、基礎物理学研究所と協調しつつ活動しています。
大学院生を含め、約20名のグループです。研究対象は素粒子論の様々なトピックと応用・関連分野を含みます。毎週のセミナー・ジャーナルクラブや、研究会などを通じて、アクティブに研究を行っています。
令和6年度
学部生向け講義
●課題研究A1A2(3回生、通年)
理論ゼミで、素粒子論の基礎となる理論について輪読を行う。
●量子力学特論2(4回生後期)
場の量子論の基礎、特に素粒子論的な観点について、古典論を解説する。作用や対称性、ネーターの定理と対称性の破れ、可換/非可換ゲージ理論、ヒッグス機構、素粒子標準模型を解説する。その後、場の理論の非摂動的効果、特にソリトンの一般論やモノポール、高次元理論(ブレーン)について述べる。
●現代の素粒子像(1回生後期、3~4回分担当)
宇宙全ての現象が一つの数式で表されているという現代の素粒子物理学の到達点について解説し、今も残る問題、すなわち質量の起源や重力の量子論などについて、歴史的背景と物理学の基礎を伝える。超弦理論について説明する。
●物理学基礎論A(1回生前期)
自然科学を学ぶ学生に共通して必要となる、力学を講義する。
大学院生向け講義
●場の理論A(1年生、前期)
素粒子論やその周辺の物理に必須な場の量子論を講義する。
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