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過去20~30年間の素粒子論の研究は、数理的色彩の強い弦理論研究と、TeVスケールの超対称性を仮定する現象論的研究に遊離していました。
LHCの結果は超対称性にとっては否定的でしたが、逆に、標準模型が(小さな修正を除いて)プランクスケールまで成り立つという可能性を示唆しているともいえます。
これは、弦理論のダイナミクスと、暗黒物質やインフレーションをはじめとする現象論的研究を、統一的に追求するという新たな方向性を示しているように思われます。
すなわち top downとbottom up のアプローチを融合することで、新たな素粒子論を展開できる可能性があるわけです。
ここでは、そのような可能性について具体的に議論してみたいと思います。
備考:講義時間は100 min + 質疑応答10 min程度を予定しています。
LHCは現在、重心系エネルギー13TeVでデータ収集を行っています。 2019年まで13TeVで走った後に 2年間のシャットダウンを経て、2021年からは14TeVでの運転を目指しています。 さらに、2020年代半ばの高輝度化に向けた準備も精力的に進んでいます。 このLHC実験の現状と展望を高エネルギー物理学研究者の視点からお話しします。 実験屋が何を考え、どこに向かって進もうとしているかを紹介できればと思っています。 また、加速器、検出器、実験技術にも触れ、コライダー実験がどういうものかを解説します。
AdS/CFT双対性は,超弦理論の分野にとどまらず,原子核物理,非平衡統計力学,非線形物理,物性物理などの分野に応用されてきた. 本講義では,初学者向けに,技術的な詳細にあまり立ち入ることなく,AdS/CFTの基礎と応用について解説する. この分野に興味を持ってもらい,本格的に勉強する際の助けになるような講義を目指す.