大学院生募集
当研究室では,物性理論の研究を行っています.
強相関電子系,超伝導,固体中のディラック電子系,
ブラックホールアナロジー系など多彩なテーマに
挑戦しています.
当研究室に興味のある方は,
にてご連絡ください.
なお,大学院入試は9月
と2月の年2回実施されます.
詳しくは
こちら(相関環境学専攻 受験生用入試情報).
指導方針
大学院を志望される学生の方は,
量子力学と統計力学の基礎を
しっかりと身につけて来てください.教科書を読むだけではなく
問題演習をこなして院試の問題が簡単に思えるくらいにしておきましょう.
当研究室では,
早めに(修士1年の前期くらい)研究テーマを設定して
研究と基礎的な勉強を並行してやっていく方針で指導しています.
もちろん最初は簡単なところでつまずくこともあると思うので,
週に1度くらい議論の時間をとって指導していきます.
他に研究室ゼミを週に1回行っており,
松原Green関数やFeynman図形,
経路積分法による超伝導理論などに関する文献を輪読します.
また,数値計算手法についても典型的な物性の問題を例にとって
演習を行います.(言語はC++です.)
早めにテーマを設定するのにはいくつか理由があります.
まず第一に,勉強よりも研究のほうが断然楽しい.なのでその楽しさを
早く味わってもらいたいということです.楽しむためにはある程度の
予備知識が必要ですが,かといっていろんなことを沢山知っていなければ
ならないということはありません.もちろん,チェスのルールを
知らないで遊んでもあまり楽しめないように,物理のルールを
ある程度身につけていないと楽しさも半減してしまいます.
ということで同時並行で研究と勉強を進めてもらうという方針です.
成果を挙げて,学会や研究会などで積極的に発表してもらいます.
結果次第では国際会議での発表もあり得ますのでがんばってください.
修士卒で就職を考えている方も大歓迎です.
修士の間だけでも物理の研究を楽しめるようサポートします.