真ん中よりちょっと右の所に (Fortran) とありますが、 これは、Mule が現在 Fortran mode であることを示しています。 Mule は、 拡張子 f のファイルを開けば、 自動的に Fortran mode になります。 (ので、あまり意識する必要はありませんが、一応知っておいて下さい。 明示的に Fortran mode にするには、 M-x fortran-mode とします。)
Fortran mode には幾つかの機能がありますが、 とりあえず、以下で説明する 2つの機能は覚えておくと良いでしょう。
do k=1,n ←この行末で C-j とすると、 ↑ この辺にカーソルが移動します。そして、次に
do k=1,n sum = sum + k ←この行末で C-j とすると、 ↑ 再びこの辺にカーソルが移動しますが、構わず入力を続けて
do k=1,n sum = sum + k end do ←この行末で C-j とすると、
do k=1,n sum = sum + k end doの様に、end do が自動的に 7桁目まで移動して、 カーソルは再び次の行の 7桁目に移動します。
基本的に、改行は Enter でなく C-j でした方が、 自然に見易い source が書けるので便利です。
キー操作 | 機能 |
---|---|
TAB | 7桁目にカーソルが移動。 |
C-j | 改行 + (Fortran の文法に沿って)自動的に インデント(字下げ)。 |