登場人物:
にんにく1粒, 生姜[立方体でいうと2cm x 2cm x 2cm ぐらい] をみじん切りにしておく. |
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透明から狐色になった玉ねぎを少し横にどけて
スペースをつくり, 生姜みじん切りを炒める.
炒めれる程度に適当にサラダ油を加える.
(玉ねぎが焦げないように弱火か, 中火ならちょくちょく玉ねぎも混ぜる)
再び横にどけてスペースを作り, 弱火から中火で クミンシード [重ならないように敷いて500円玉2つぐらい] を適当にサラダ油を加えて炒める. これにお好みで以下のものを加える.
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すべてに油がなじんで炒められているのを確認できれば 順番は適当でよい. にんにくが焦げやすいので最後にしたい. |
トマト
1個を芯をとって半分ぐらいにして放り込んでつぶす.
(丁寧にやりたかったら湯銭して皮をとる. )
ターメリックパウダーを約5振り,
コリアンダーパウダーを約10振り入れる.
塩もちょっと入れるとトマトをくずしやすい.
これでトマトが他とだいたい混ざればこれが味噌の部分です. 玉ねぎの炒め度合いなどによって, まっ黄黄のターメリックと赤いトマトの「赤黄色」から「茶色」 の間の色になります. |
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具を入れる
味噌汁と違うのは, スパイスの風味を保ちたいからといって
「味噌」を最後に入れるのではないこと.
ある程度具に味がしみ込むように「味噌」に具を放り込んで水を足します.
基本のチキンカレー.
鳥もも肉1つ(250--300g程度?)を,
できれば皮を剥いでカレーの具にふさわしい大きさに切って
「味噌」に放り込んで混ぜる. (混ぜるだけでよい. 炒めない.
インドカレーでは, 表面を固めて肉のうまみを封じこめるのではなく
短い時間で肉を味噌になじませる.)
このあたりでフライパンから鍋に移したほうがいいかも. 以下, 鍋に移したとする(が移さなくてもやることは同じ) |
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目分量で水を加えて煮込む. さらさらとどろどろの間くらい.
なれないうちは水少なめの方がいいかも.
たくさん入れるとたくさんできる(当たり前!)がさびしい味になる.
とはいっても日本カレーではないので, 日本カレーのどろどろさに
比べるとさらさらである. (「炭水化物系のつなぎ」を入れないので)
シチューよりもさらさら. 下の方は玉ねぎとかがどろどろしているが
表面は日本の味噌汁のようにさらさらでok.
400cc ぐらいかなぁ...
(20131014追記: 300ccぐらいのようでした. )
鳥に火が通ったら (持っていれば) クミンパウダー(カレー臭), カイエンペッパー(辛), コリアンダーパウダー(やわらかいスパイス臭+少しとろみを出すことに貢献してくれる), シナモンパウダー(甘い臭), こしょう(辛)をちょっとずつ入れ, 味見をしながら 塩を(スープに入れる要領で)適量入れて出来上がり. 色は「味噌」の段階より少し赤黄色が強くなるかなという感じ. |
これよりもっと赤黄色でも問題ない. 今回は写真をとりながら作った分 玉ねぎを炒める時間が長めになって色が濃い目. 実際これぐらいの方が コクが出るが, 色のうすいのも甘くてそれはそれでよい. |