研究テーマ
■本研究室は、宇宙論・重力理論の研究室です。
「宇宙論」とは、入れ物としての時空と中身である天体を合わせた全体として、宇宙の性質を研究する学問分野です。
たとえば、「宇宙はどうやって生まれたのか」「宇宙の歴史や未来はどうなるのか」「宇宙が何からできているのか」といった問いに科学的に答えを与えることを目的とします。
本研究室では、宇宙大規模構造・宇宙マイクロ波背景輻射・重力波・重力レンズ現象などの多様な宇宙論的な観測量を用いて、宇宙の謎に迫っています。
[詳しくは研究]
お知らせ
- 2026/04/01
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[論文・研究業績] 4/1-3の日程で「SKA-Japanサイエンスワークショップ2026」を名古屋大学にて開催します。
研究会世話人:SKA-Japanサイエンスワークショップ2026 [HP]
- 2026/03/23
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[論文・研究業績] 大学院生の山中が日本物理学会2026年春季大会(オンライン)にて講演を行います。
口頭発表:山中大和「非リーマン重力理論におけるパリティ対称性の破れの探求」
- 2026/02/17
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[論文・研究業績] 外部講師として日本大学の平松尚志氏をお招きして、宇宙論に関するセミナーをしていただきます。
タイトル:``Dynamical simulations of colliding superconducting strings''
概要:本講演では、超伝導宇宙ひもの数値衝突実験について議論します。超伝導宇宙ひもは、Abelian-Higgsストリングに別のスカラー場が凝縮したものであり、物質場と結合する宇宙ひもを記述する最も簡単な理論模型の一つです。講演ではまず、超伝導宇宙ひもが存在し得る理論パラメータ空間の特定を行い、その後、場の理論シミュレーションを用いて、さまざまな衝突角度および衝突速度における超伝導宇宙ひもの衝突に関する動的挙動を解析した結果を紹介します。さらに、超伝導宇宙ひもネットワークの形成とその時間発展についての考察を行い、加えて、このような宇宙ひもが宇宙論や天体物理学に与える可能性のある影響についても議論します。
- 2025/02/06
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[メンバー] 研究室の4年生3人(赤尾さん、前田さん、真木さん)が卒研発表を行いました。お疲れ様でした!
- 2026/01/07
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[論文・研究業績] 1/7に岡山大学にて開催された「宇宙科学ワークショップ」にて、山内・大学院生・4年生が講演を行いました。
口頭発表:山内大介「月面天文台TSUKUYOMIで探る初期宇宙」
口頭発表:川村翔吾「CMB重力レンズ効果を用いたCosmic wakesによるマルチバース観測」
口頭発表:前岡凜「アストロメトリによるクインテッセンスの検出可能性の検証」
口頭発表:山中大和「非リーマン重力理論におけるパリティ対称性の破れの探求」
口頭発表:真木淳奈「真空崩壊におけるバブル生成の描像と崩壊確率の評価」
口頭発表:前田環「Schwarzschild時空における準固有振動の解析」
- 2025/12/25
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[論文・研究業績] 一般紙「日経サイエンス」2026年2月号にて、山内が翻訳監修および協力した記事が掲載されました。
『特集:宇宙史の空白を探る』『宇宙暗黒時代と宇宙の夜明け』『日本の月面天文台「TSUKUYOMI」計画』
[日経サイエンス2026年2月号] [大学HPメディア掲載, 学科レポート]
- 2025/12/01
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[論文・研究業績] 論文を発表しました。
``Imprints of flat space analyticity in de Sitter S-matrix''
Jason Kristiano, Ryo Namba, Atsushi Naruko, Ryo Saito, Daisuke Yamauchi
arXiv:2511.22623
- 2025/11/06
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[メンバー] 研究室に新しく3名のプレゼミ生が加わりました。
- 2025/10/06
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[論文・研究業績] 10/6-9の日程で「第14回観測的宇宙論ワークショップ」を岡山コンベンションセンターにて開催しました。
参加者のみなさん、ご参加いただきありがとうございました!
研究会世話人(LOC):第14回観測的宇宙論ワークショップ [HP]
大学院生の川村、前岡、山中が「第14回観測的宇宙論ワークショップ」にて講演を行いました。
口頭発表:川村翔吾「泡宇宙の衝突におけるCosmic wakesによるマルチバース観測」
口頭発表:前岡凜「アストロメトリによる超軽量ダークマター検出の可能性とその応用について」
口頭発表:山中大和「非リーマン重力理論におけるパリティ対称性の破れの探求」
- 2025/07/29
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[論文・研究業績] 山内が立教大学で行われるOne-day workshop on modified gravityにて招待講演を行いました。
招待講演:``Tensor clustering fossils in modified gravity''
- 2025/07/28
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[論文・研究業績] 大学院生の川村、前岡、山中が2025年度第55会天文・天体物理若手夏の学校にて講演を行いました。
口頭発表:川村翔吾「Kleban, Levi, Sigurdson, ``Observing the Multiverse with Cosmic Wakes'', PRD87, 4, 041301(2013)のレビュー」
口頭発表:前岡凜「Dror and Verner,``Astrometric Detection of Ultralight Dark Matter'', PRL134, 11, 111003(2025)のレビュー」
ポスター発表:山中大和「Li, Tong, Zhao, ``Possible consistent model of parity violations in the symmetric teleparallel gravity'', PRD105, 10, 104002(2022)のレビュー」
- 2025/07/09
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[論文・研究業績] 外部講師として東京大学宇宙線研究所の渡慶次孝気氏をお招きして、宇宙論に関するセミナーをしていただきました。
タイトル:「インフレーション宇宙論と量子揺らぎ・厳密解・複数場模型」
概要:宇宙最初期には急激な加速膨張(宇宙のインフレーション)が起こったと考えられており、現在の宇宙にあまねく星・銀河・銀河団といった大規模構造の起源を量子揺らぎで説明する。量子揺らぎの存在下では、インフレーションを引き起こすスカラー場のダイナミクスはブラウン運動の方程式で記述される。このような揺らぎの確率的ふるまいに焦点を当て、本セミナーでは二つの独立した研究を紹介する。
(1) ブラウン運動のような拡散系と非相対論的量子力学系の対応関係に着目すると、単一スカラー場の非摂動的時間発展を記述する種々の可解模型を構成することができる[1]。この拡張として、特にクライン・アドラー変換と呼ばれる理論を用いた厳密解の構成法を紹介する[2]。
(2) 複数スカラー場を用いたインフレーション模型では、多成分性に起因する揺らぎの確率的効果が重要な役割を果たす。インフレーションが終了し我々の宇宙に至ることを要請すると、可能な場の数に上限が付される。これは確率的期待値の摂動展開が収束するための条件としても捉えられる[3]。
(参考文献) [1] M. Honda, R. Jinno, and KT, JCAP12(2024)044 [2] Y. Nasuda, KT, and Y. Watanabe [hep-th/2505.21429] [3] T. Takahashi and KT [astro-ph.CO/2504.11158]
- 2025/04/09
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[論文・研究業績] 山内がRSK山陽放送によるラジオ放送「天神ワイド 朝『技術の森』」(第2週)に出演しました。
- 2025/04/02
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[論文・研究業績] 山内がRSK山陽放送によるラジオ放送「天神ワイド 朝『技術の森』」(第1週)に出演しました。
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山内大介 について
所属・職位
■岡山理科大学 理学部 物理学科 講師
Department of Physics, Faculty of Science, Okayama University of Science, Lecturer
オフィス
■〒700-0005 岡山県岡山市北区理大町1-1 岡山理科大学 A1号館 417室
Room 417, Bldg. No.A1, Department of Physics, Faculty of Science, Okayama University of Science
1-1 Ridaicho, Kita-ku, Okayama, 700-0005, Japan
研究分野:宇宙論・重力理論 Cosmology and Gravity
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