大学院進学先として関心がある方へ


        私の研究分野は?   

      通常の分け方だと、「理論物理⊃素粒子理論⊃超弦理論」となります。
      また超弦理論の分野でも特に重力理論としての側面に重点を置いて
      研究しております。量子情報理論、非平衡物理、物性物理など他分野
      との境界領域も研究対象としながら、理論物理の知識を総動員して
      ミクロな重力理論(量子重力理論)を解明することを目標に研究を行っ
      ています。


        メッセージ:当然ですが、自分が本当にやりたいと思うテーマを研究する
      ことが極めて重要です。大学院の研究室選びは,ぜひ慎重に情報収集を
      するなどして行ってください。大学院では、自分自身が主体となって独自
      の研究テーマを見つける能力を養うことが最も重要です。


        大学院入試は?      

       当方の大学院入試の応募先は、
             
      京都大学大学院理学研究科物理・宇宙物理専攻 
      物理学第二分野 基礎物理学研究所 素粒子論グループ 


        です。私の所属する基礎物理学研究所 素粒子論グループ全体の
      教員構成や研究内容についてはこのグループのページを参照してください。
      院試の情報についてはこのページをご参照ください。


        私の研究内容は?  

        たとえば簡単な解説としてこのページや、私の非専門家向けプレゼン資料
      [学術変革領域研究A「極限宇宙」第一回市民講演会2022年]
      [京大の11月祭本部講演2022年]
      [南部コロキウム2022]
      [Riken iTHEMS Colloquium 2023 (English)]     
      [量子情報春の学校2021]
      [仁科記念講演会2019年12月][video][JAXA宇宙科学談話会2017年5月]
      を参考にしてください。もう少し専門的なものとして
       [日本物理学会総合講演2022年3月]
      [基研研究会「量子情報エントロピーと物理」のチュートリアル講演2022年3月] 
      [阪大集中講義2017年10月オープニング] もあります。
      私の著書「量子エンタングルメントから創発する宇宙」(共立出版)も参考になります。
      またパリティー 「量子情報による時空の創発」 丸善 2017年12月号
      日経サイエンス「ホログラフィー原理を解く」 特集:時空と量子もつれ 2017年1月号
      の記事も参考になると思います。

        研究室訪問は?     

      
京大物理の行事として、5月12日(金)にローレンツ祭が開催され、
      京大基研素粒子論グループの紹介もあります。


      
研究室訪問は、オンライン訪問、現地訪問どちらも可能です。遠方の方は特にオンライン訪問を推奨します。

      
高柳の研究室紹介のスライドを公開中です:[スライド]
      私の最近の研究内容の関しては、例えば、京都大学11月祭本部講演における
      私の講演「量子情報から創発する宇宙」の[スライド]や、極限宇宙市民講演会における
      柳の講演[動画]をご参照ください。


      研究室に関する質問はメールで受け付けています。
      高柳
 takayana[at]yukawa.kyoto-u.ac.jp までご連絡ください。

        京大基礎物理学研究所の研究生活は?   

       理論物理学の第一線の研究者が集まっており、また外国人研究者の滞在も多く、
      国際的に高い水準で研究活動に取り組むことができます。理論物理の各分野の
      国際会議やワークショップが頻繁に開催されており、自分の研究分野はもちろん、
      他分野や境界領域の最新の研究に触れる機会が充実しています。



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