史料室とは About Us
湯川記念館史料室(Yukawa Hall Archival Library, YHAL)は、京都大学基礎物理学研究所に1979年8月1日に設置された。
その目的は、「中間子論その他の基礎物理学の研究活動及びその成果に関する歴史的史料、図書、文献等を収集、整理、保存し、
学内外の研究者の利用に供する」ことである。
ニュース News
・本史料室所蔵の全史料のリスト「YHAL全史料リスト」(43,017件)と、そのうち全ページがscan画像データ化されている史料だけのサブリスト「YHALscanデータ史料リスト」(2,330件)を
「史料」ページに完全公開しました。
これにより、当史料室所蔵の全ての史料の書誌データと、スキャンされた史料の全ページ(総計23,243ページ)
の画像に、誰でもどこからでもアクセス出来るようになりました。(2023/09/08)
・湯川記念室所蔵の図書リストを「史料」ページにアップロードしました。(2022/03/14)
・湯川記念館史料室作成の
常設展示「湯川秀樹と読書 ―ノーベル賞物理学者の原点―」が湯川記念室で7月19日にオープンしました。(2021/07/19)
・ 湯川秀樹の1938年の大阪帝国大学助教授時代の自筆の研究室日記
ー湯川研究室理論コロキウム記録― を、本史料室と阪大湯川記念室の両HPで同時公開。(2018/07/06)
・ 湯川秀樹の1954年日記内のビキニ事件関係部分全て(解読文)を自由に閲覧できるように公開した。(2018/05/11)
・ 湯川秀樹の1954年日記内のビキニ事件関係部分全て(解読文)をパスワード付きでホームページに載せた。(2018/05/02)
・ 湯川秀樹の1945年1〜12月の研究室日記(解読文)の改訂版を掲載した。(2018/04/08)
所蔵史料例
Historical Material Highlights
・湯川と三村の平和への思い
・湯川の原子力委員就任にあたっての考え
・湯川記念館設立をめぐる湯川から鳥養京大総長への書簡
・パグウォッシュ会議と科学者京都会議
・ラッセル・アインシュタイン宣言への参加
・敗戦直後の大学の状況、占領軍への研究報告
・素粒子の時空記述
・湯川の"マルの理論"の始まり
・研究ノート
・朝永振一郎から湯川への1933年の書簡
・Heisenberg の原子核構造理論の日本数学物理学会誌への詳細な紹介と1933年の学会講演「核内電子の問題に対する一考察」
・中間子論第1論文作成の全資料