発表者とアブストラクト一覧(素粒子パートも含む)
ゴングショースライド1 ゴングショースライド2(素粒子パートも含む)
※今回の夏の学校はオンライン開催のため、ゴングショーはZoom、ポスター発表はRemoを用いて行います。また、例年行っていた優秀発表賞ですが、今年は実施しません。
発表者とアブストラクト一覧 [最新版:"talk_N.pdf"]
※ポスターセッションと同様に、例年行っていた優秀発表賞ですが、今年は実施しません。
エネルギー原子核衝突実験で生成されるクォーク・グルーオン物質はほぼ質量ゼロのカイラルフェルミオンを自由度として含み、さらに超強力な外部磁場にさらされている。
それだけでなく超高速回転していることも実験的に分かっている。カイラルフェルミオンのスピンは磁場、回転と結合し、様々なカイラル効果を引き起こす。
カイラル量子異常と最も直接的に関係しているのがカイラル磁気効果であり、その他にもカイラル分離効果、カイラル渦効果等、それぞれに面白い物理的内容と応用がある。
本講義ではトピックスを紹介するだけでなく、具体的な計算技法まで含めて詳述する。
備考:講義時間は90 min + 質疑応答10 min程度を予定しています。
講義資料
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「宇宙はどのようにして現在の姿になったのか?」この問いに答えようとしたとき、物質の創成や星の進化、天体現象における元素合成など様々な謎が浮かび上がる。 これらの宇宙の謎を解き明かすときに主役となるのが原子核である。本講義では、これらの謎に対する原子核物理のアプローチを、「原子核のスピン」という観点から紹介する。 超新星爆発や中性子合体などの特異な天体現象の際に一瞬存在していたと考えられるエキゾチック核の構造、核スピンを武器として探る実験手法、さらには核スピンから宇宙初期の物質創成の謎に迫る挑戦に関して解説する。
近年の高エネルギー実験の発展により、観測されているハドロンの数は年々増加し、従来の描像では説明できない状態がマルチクォークやハドロン分子といったエキゾチックな構造を持つ可能性が盛んに議論されている。
一方で、ほとんどのハドロンは強い相互作用に対して不安定であるため、構造を議論する際にはハドロンを共鳴状態として動的に定式化する必要がある。
本講義では共鳴状態の定式化の基礎を解説したのち、ハドロン共鳴状態の構造を議論する最近の研究を紹介する。
講義資料1
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原子核物理学における大きな目標は、核子多体系に発現する様々な現象を微視的にかつ統一的な枠組みで記述し、理解することである。
近年、有限核の構造だけでなく、原子核反応や核分裂のダイナミクス、および中性子星の性質などを統一的に記述できる強力な枠組みとして、(時間依存)密度汎関数法の応用が精力的に進められている。
本講義では、密度汎関数法に基づく理論的枠組みについて解説するとともに、原子核や中性子星の物理に関連する、時間依存密度汎関数法に基づくフェルミ粒子多体系のダイナミクスの研究の最近の話題を紹介する。
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口頭発表に関する窓口: | 小川翔也 | s-ogawa_AT_phys.kyushu-u.ac.jp |
ポスター発表に関する窓口: | 倉持凜人 | rinto_AT_post.kek.jp |
当日の運営に関する窓口: | 春名純一 | j.haruna_AT_gauge.scphys.kyoto-u.ac.jp |
それ以外の窓口: | 廣瀬拓哉 | t-hirose555_AT_ty.osaka-cu.ac.jp |
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