数値計算ライブラリ:triqs:インストール
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概要
- 公式HPを見たほうが早いです。https://triqs.github.io/triqs/latest/install.html
- 自分が何したかの記録用です。
- ソースコードからコンパイルします
準備
必要なパッケージをインストールします
$ sudo apt install cmake g++ gfortran git hdf5-tools \ libblas-dev libboost-all-dev libfftw3-dev libgfortran3 \ libhdf5-serial-dev libgmp-dev liblapack-dev libopenmpi-dev \ python-dev python-h5py python-mako python-matplotlib \ python-mpi4py python-numpy python-scipy
Intel Parallel Studio XE が入っている場合は libopenmpi-dev は不要です
TRIQSのインストール
TRIQS (latest version)
- Python 2系にのみ対応しているので、必要ならばpyenv等でバージョンを変更してください
- TRIQSのバージョン2ではIntelコンパイラが使えないので注意してください
- Intel MPIにパスが通っている場合は、パスを削除してターミナルを再起動してください
TRIQSのソースコードをダウンロードしてきます
$ git clone https://github.com/TRIQS/triqs triqs.src
作業ディレクトリを作成して、その中に入ります
$ mkdir triqs.build $ cd triqs.build
インストールの設定をします
$ cmake ../triqs.src -DCMAKE_INSTALL_PREFIX=/usr/local/triqs
- PREFIXにインストールされるので、適宜変更してください
インストールを完了させます
$ make $ make test # エラーが出ないか確認 $ sudo make install
(以下はTRIQSのバージョンが2以降の場合)
.bashrcにパスをとおします <file>
$ echo 'source /usr/local/triqs/share/triqsvars.sh' >> ~/.bashrc $ source ~/.bashrc
TRIQS 1.4.x
- Python 2系にのみ対応しているので、必要ならばpyenv等でバージョンを変更してください
TRIQSのソースコードをダウンロードしてきます
展開します
$ tar xzvf triqs-1.4.x.tar.gz
作業ディレクトリを作成して、その中に入ります
$ mkdir triqs.build $ cd triqs.build
インストールの設定をします
$ cmake ../triqs-1.4.x -DCMAKE_INSTALL_PREFIX=/usr/local/triqs-1.4.x #-DCMAKE_C_COMPILER=icc -DCMAKE_CXX_COMPILER=icpc -DCMAKE_CXX_FLAGS="-std=c++1y"
- PREFIXにインストールされるので、適宜変更してください
- コメント部分はIntelコンパイラを使うときのフラグです。
- Intelコンパイラを使う場合は、Pythonとして Intel Distribution for Python 2 を使う必要があります。3系だと動かないので注意してください。
インストールを完了させます
$ make $ make test # エラーが出ないか確認 $ sudo make install
数値計算ライブラリ/triqs/インストール.1595235726.txt.gz · Last modified: 2021/06/27 21:57 (external edit)