自作クラスタ計算機:開発環境
概要
- aptで導入可能で、各ノードにインストールしておくと便利なパッケージです
- Ubuntu 18.04 LTS で導入を確認しました
- 必要なものを適宜選んでください
コンパイラ
管理ノードおよび計算ノードにインストールします
GCC
Gnu Compiler Collectionの略です。 いくつかのプログラミング言語に対応していますが、よく使うC/C++およびFortranを導入します。
$ sudo apt install gcc g++ gfortran
MPI
Message Passing Interfaceは並列計算に必要なライブラリです。 Ubuntuではこの実装の一つであるOpenMPIがaptで導入できます。
$ sudo apt install openmpi-bin libopenmpi-dev
- 他に MPICH や Intel MPI といった実装があります
- 複数のMPIを一つのコンピュータに入れると、競合を起こしてMPIが動かなくなります
tcsh
シェルはbashが標準ですが、WIEN2kを動かすときに必要です
$ sudo apt install tcsh
ユーティリティ
管理ノードにインストールします
Vim
- いわずと知れたテキストエディタです。
- VimはOSに最初から入っているViの派生系で、基本操作はほとんど同じです。
- 計算ノードではViで作業することになるので、特にテキストエディタにこだわりがない限りは、普段からVimを使って慣れておくのが無難でしょう
- 他の有名なエディタとしてEmacsもあります。どうしてもVimの使い方になれない場合は、こちらを使うと良いでしょう。
$ sudo apt install vim
自作クラスタ計算機/開発環境.txt · Last modified: 2021/06/27 22:04 by 127.0.0.1