日記の履歴(0801〜0803)

日記の履歴です。


2008年3月


セミナーの順番決めがあるというので大学へ、5月の終わりに発表予定、新ネタのタイトルを言ってしまったのでその辺りまでに準備せねば。

いくつかメールの処理をして今日は終了と思いきや、こちらのannual reportを書くよう指令が出る。どこに行ってもannual reportというのはめんどくさい。

T.S.くんの論文がlistingに登場。そしてK氏からメール。


とりあえず休息。なんだかんだいってやっぱり疲れました。飛行機で睡眠したせいか、若干時差ぼけ。サマータイム突入は誤差の範囲です。


10時前のICEでミュンヘンへ。昼過ぎに到着し、地下鉄でIBZに帰ってくる。家に特に変化はなかったが、1週間旅行には耐えられたバジルも、さすがに今回は無理だったようだ。

というわけで3月の日本旅行が終了しました。各地でお世話になったみなさん、どうもありがとうございました。やっぱりスケジュールがハードで、トークは準備不足気味だったが、論文がいくつかまとまったし、今後の方向もはっきりしたりしてきたのでOK。このあと11月末までドイツ暮らしですが、気を引き締めて後半戦をがんばりたいと思います。


関空まで送ってもらい、いつものように大韓航空で出発。プリントアウトしただけのようなチケットだったが、ちゃんと飛行機に乗れる。ソウルまでは通常の飛行。ソウルから出発した便は、黄海上空で揺れ続けたので、ビビンバがおいしく食べれなかった。その後4章まで進んでいたドラクエ4にとりかかるが、とりあえずトルネコを仲間にする手前までで終了。いかなドラクエといえ、長時間続けるとちょっとしんどいことがわかる。iPodに切り替えたりしてみるが、若干寝不足のせいでめずらしく飛行中に睡眠が少しとれる。だいぶ大人になったのか。今回のルートは緯度が若干低めで、ウラル山脈の中程を通過していた。いつも西行きはもうちょっと北を回るとおもっていたのだが。

夕方フランクフルト到着。着陸時もちょっとふらふら、大丈夫かこの飛行機は。入国審査で、職員にドイツ語で話しかけられる。英語で聞き返すが、滞在許可でこっちに住んでいる事がバレたようで、ドイツに住んでるならドイツ語くらいしゃべれよ、と言われてしまう。無念。

ホテルは今回はコンチネンタルにしてみたが、楽◯で500円ほど安い割にはこっちのほうが良かったか。まず駅により近い。そして部屋がひろく、バスタブ付き。さらに受付のじいさんが陽気。内装はちょっと古めで、テレビが神棚の上に小さく設置されているが、そんなに気にはならない。おすすめです。


出発準備日。岡本のモスバーガーに行くが、モスチキンが売ってないだと!そしてライスバーガーとドイツパンはやっぱり違うと思います。住吉で食料などを買い出して帰る準備。夕食はロイヤルホスト。

偶然ですが、相互作用の論文@PRClarge Ncの論文@PRDが同じ日にonlineに。


学会最終日、若手奨励賞の受賞講演なのでセッションに間に合うように到着。トークに先立ち核理論委員長から賞状をいただく。どうもありがとうございます。トークは最初のほうは少し緊張したが途中からは順調。質問:実験のT.K.さんより実際の系でのcoupled-channelの効果。後でS.K.さんからもSU(3)の破れの質問が出たが、エキゾチックな粒子は基本的にウェイト図の端っこの方にいるので、結合するチャンネルが少ない事が多い、という回答です。もちろん厳密にやるときは、もうちょっと気にした方がいいですが。T.K.さんより、繰り込み条件の研究に関してコメント?受賞理由をよくみると「標準的なカイラルユニタリー模型を用いて」とあるのだが、おそらく繰り込み条件の選び方が恣意的に見えたこともあってそういう表現になったのでは。この点はこちらも気にしていて、繰り込み条件の物理的意味を考えると、最近の論文で議論したように共鳴の種を排除したような振幅になっているということなので、ここの結果は動的な成分で構成されるエキゾチックハドロンについて、ということ。

近くのラーメン屋(本店は北白川?)で昼食。やっと全てのトークを終えたので若干気合いが抜けてしまった。午後はQCD物性のセッションを半分ほどのぞいて学会終了。


学会3日目、午前はセッション無しだがT.S.くん論文の最終調整のため10時に集合。いくつか修正点を伝える。週末に投稿となるか。全体的にハイテクな施設である近大のなかで、妙にレトロな食堂で昼食。

午後のセッションで座長。自分が共同研究者に入っているトークを紹介するのはなんか気持ちわるい。若干新しい話も聞けておもしろかった。終了後、核理懇。夕食は明日に備えて深酒しなさそうなM.K.さんとT.S.くんと長瀬駅前の王将、ビールは2杯まで。阪大の情報を入手。講義情報は最近「クロバス」と呼ばれているらしい。


学会2日目、午前のセッションでトーク。わりといい流れで時間もぴったり。質問はY.A.さんよりpi Sigmaのスペクトルについて、あとrangeの選び方。後でS.H.さんも交えて議論したが、たしかに同じ振幅を再現するポテンシャルのrange(というかポテンシャルそのものの形やエネルギー依存性)は一意ではないので、そこに3体の結果は依ってくるかも。しかしポテンシャルを選ぶときに「こうあるべき」という指導原理はあるのだろうか。だいたいガウス型なのも3体計算のためだし。スペクトルについては、いつものように、実験と比較するにはモデルを導入する必要があるので、厳密な事は言えない、ということになります。既存のデータを再現するのは、モデルをうまくとることでたぶん可能。それよりもやるべきは、まだ実験の無いK*光生成などを「予言」して、実験結果と比較すること。M.O.さんから、s波の共鳴について。これもまあおもしろいところなんですが、この問題をポテンシャル描像に焼き直す必要があるのか、ということも最近思うようになってきたり。いずれにせよ、ここは帰国中に少し議論したので、もうちょっと詰めていきます。

弁当の昼食をすませて午後はハドロン構造のセッション。途中から素粒子のほうに遷移するつもりが、前入り口で入りにくい会場だったので外でT.S.くんの論文の読み込み。夕食は奈良+京都グループでなんばの焼き肉〜居酒屋。たこわさうまい。iPod touchにtouchさせてもらい感動。


学会1日目、ゆっくり出発して上本町のホテルに荷物を置いた後に近大へ。昼頃到着すると向こうから指導教官がやってきたので弁当を買って昼食。名古屋のC.N.さんも合流、どうも原子核研究に送った写真が物議をかもしているようだが、急に送れといわれたのでその場で携帯でとったものなんですよね、ということで。午後はスパコンシンポジウムをのぞいてみる。A.N.さんのトークで、latticeの人は価値観が違うのでお願いしてもあんまりやってくれない、というのはそうなのかもしれない。実験の人はもうちょっと理論の話を聞いてくれると思うのだが、latticeの人たちは業界内で閉じてしまうことが多いのだろうか。

そして名札を忘れた事に気づく。それだけならともかく、概要集の引換券も忘れてしまってるので、いったん取りに帰ることに。中途半端に取りに帰れる距離というのがなやましい。ホテルは実はPaNic02の会場に隣接したホテルなんだが、部屋も広く(ツインのシングル使用ということ以上に)、バスタブやミニキッチンもついてたりして豪華。ウェルカムドリンク、朝食も込みで5500円、これは安い。上本町地上駅からなら乗り換え無しで大阪線に乗れるし。


休養日、塚口の古本屋からドトールへ。夜はguessコンパ@梅田。ハイペースで出てくる魚料理@イーマで夕食、明治安田生命ビルの上でワインを飲む。そうですか、4倍ですか。お変わりないようでなにより。次はミュンヘンで開催か。


今日はRCNPへ、large Ncの論文の校正、こちらはどこを直したか書いてないが、短いので全部調べる。ついでに銀行の住所変更届の処理。昼食は山田のインド料理。

セミナー、ここではKbarN相互作用関係に限ったので時間はちょうど良い。この話に関しては、どういう反応が返ってくるかもだいたい予想できるようになってきたか。夕食は指導教官と今年就職の学生さんといっしょに病院前の定食屋、鍋を食べる。ほっけも食べる。ごちそうさまです。モノレールにのった勢いで阪急で帰ることに。神戸線の特急の車両が新しくなっている。やっぱり阪急が一番ですね。


春分の日で休みなので、風が妙に強い中、三宮に出てみる。ジュンク堂の中に文房具屋が入っていて、5階が新たにできている。H.I.S.の営業所はオフィスビル風の建物の中にあるのでこわがらずにエレベーターに乗る事。


KEK最終日、RCNPセミナーと学会の準備をしてみる。昼食時にばったりLEPSのT.M.さんに遭遇。今KEKにいるらしい。O.M.さんと議論、ユニタリー化した振幅とChPTとの対応について、threshold以下の振幅について、核子場の選び方の任意性について。

帰りの新幹線はN700系のぞみ。全面禁煙で喫煙は喫煙ルームで、というのが目を引くが、いろいろ細かいところが改良されているようだ。


相互作用の論文のファイルの差し替えと共鳴の起源の論文投稿。

KEKセミナー、実験のH.F.さんが来ていました。当初の予定ではカイラルユニタリーの概説みたいなことも含めるはずだったが、準備不足のため基研のをベースにしゃべる。Kbar N相互作用の方はだいぶん今の流れで落ち着いてきたか。O.M.さんから2ポールのところについて、ポール近似で成分分解という可能性。後半は新ネタということもありまだちょっと話が整理できていなかった。large Ncにおけるフレーバーの拡張の仕方について、そもそもNcが3でないので現実からは離れているということを認識。繰り込みのところはいまいちだったか。反省点としては繰り込み条件がnaturalであるところをもうちょっとしっかり説明する必要がありそう。また、言葉遣いの問題で、繰り込み可能な理論を連想させるような言い方をすると余計ややこしくなるのかもしれない。この話をするときは、いつもの様な大ざっぱなモデルの導入ではなく、ある程度フォーミュレーションを説明したほうがよさそう。やっぱり短くまとめるには向かないのだろうか。

理論グループの送別会に参加。フランス料理屋で行われる飲み会というのは少し新鮮である。いずれにせよ帰国中おいしいもの食べ過ぎです。


今日から3日間KEK、新幹線とつくばエクスプレスで向かう。昼過ぎにつくばセンターに到着し、迎えにきてくれたA.D.さんの車でKEKへ。論文の詰めの議論をしたり、コーヒー飲んだり。

夕方、ちょうど来訪されていたNew MexicoのM.B.氏のセミナー、GPDの話。魚料理の夕食に御一緒する、ミュンヘンの鹿公園の近くに住んでいたことがあるらしい。また、ミュンヘンPDのT.H.さんの動向についての話からドイツ育児休暇システムを学ぶ。

宿泊は思い出のKEK宿舎、しかしバス付きシングルなので快適。帰ってから相互作用の論文のproofのcorrectionを送り共鳴の起源の論文を仕上げ明日のトークを準備する。なんか口内炎ができたが、栄養はむしろ取りすぎていると思う。


北区で寿司の昼食、ウマを賜る。


オケ後輩+同期の結婚式+2次会。迎賓館での立派な披露宴と梅田での大コンパ的な2次会が対照的。おめでとう!


今日はRCNPで懸案の共鳴の起源の論文の仕上げ。E.O.から論文まだか?という連絡も来たりしているのでこの辺でまとめてしまいたいところ。なんとかほぼ最終版を作成、週明けにも投稿か。


滞在型のセミナーを聞きにいったりしつつ年末恒例の報告書の作成。相互作用の論文のproofが到着。電子ファイルで修正が書いてあるタイプなので、チェックが簡単。だが論文自体が長いので、全部見るのはちょっとしんどい。夕食は京都駅でラーメン。


基研セミナーだが、若干準備不足で不完全燃焼。時間も足りなかったし。予想外なことに滞在型研究会に来ている韓国のM.R.氏がいらっしゃった。しかもbound state approachについての言い方が適切でなかったのか、途中から急に励起状態になってしまい、攻撃的なコメントをいただく。ここで確認してもしょうがないのだがいちおうメモしておくと、Kaon bound state approachは適切なlarge Nc極限を表現している。カイラルユニタリーでLambda(1405)が2つの極で表現されることと、bound state approachでKbar Nの束縛状態として記述されることは、一見定性的に異なるのだが、カイラルユニタリーでも相互作用のNc依存性を考慮してlarge Nc極限をとれば束縛状態が1つだけになる。この点で、カイラルユニタリー模型は適切なlarge Nc極限を持っていると言える。ここまではいいと思うのだが、問題は、実際の現象論をやるときに、Nc=3ではpi Sigmaの相互作用は無視できないほど大きく共鳴を生成する。そういう意味で、カイラル相互作用は1/Ncのsubleading項が重要な役割を果たしており、large Nc極限で定式化した模型を現象論に応用するときは注意が必要。と言いたかったわけで、bound state appraochそのものがイカンというわけでは無いんだが、そういう風にとらえられてしまったのだろうか。


今日から3日間は基研に通う。お土産を配りつつ関係者にご挨拶。D.J.さんと論文のまとめとその他もろもろの議論。T.S.くんより結婚報告。夜は韓国料理屋で歓送会。またH.I.くんにからんでしまった。


栗林公園で朝がゆの朝食。栗林公園の散策、蘭の展示場見学を経て昼食はフランス料理@脇町。ドイツ村の見学、神戸に帰還。いろいろとお世話になりました。


高松へ向かう。駅周辺のプロムナード〜灯台を歩き、夕食は料亭風の場所でいただく。


オケの後輩の結婚式+2次会@京橋に参加。おめでとう!


ゆっくり休憩したいところだが梅田に出て買い物。実家に無線を導入するためAirMacを購入。ドラクエ4も購入。


日付がかわってソウルに到着。また5時間待ちだが無料待合所で仮眠。前回フードコートの韓国料理サイドで食べると激しく辛かったので、今回は洋食サイドで。しかしオムライス+スパゲティにもキムチがついてくる、さすが。そして量は多め。暗くなる頃再び飛行機にのり関空へ無事到着、日本の地を踏む。


昼頃ミュンヘンを出発しICEでフランクフルトへ向かう。当日ドイツの空港のストがあったそうで、国内線は100便くらい欠航したらしいが、国際線は普通に動いていて、特に窓口が込み合うこともなかった。飛行機は空いていたせいか、最初ちょっと揺れましたな。機内で見れる映像にパンダビデオがあるので見てみましょう。


明日からしばらく日本です。ちょうど滞独期間の折り返しなので、のんびり骨休み的に帰ろうと思っていたが、セミナー3つ、学会発表2つ、座長1つ、結婚式2つ、高松とつくばと上本町に旅行、と予定は盛りだくさん。なんかしんどそう。


いくつか原稿を処理。あとは日本で、か。


IBZのテレビではドイツ語の放送以外にCNNやBBCなどをはじめ、イタリア語、中国語など様々な国の放送が入っている。今日は、なぜかフランス語のチャンネルで、北ドイツ放送響+ドホナーニのブラ3をやっていた。3月いっぱいブラームスを放送するようだが、ほとんどいなくて残念。


台風?が来ているようで、激しい雨風。一時雪やひょうも降ったが、風が強いので雲がすぐ流れて天気がころころかわる。


2008年2月


ネーメ・ヤルヴィ指揮バイエルン放送響を聞きにいく。放送響すごいです、オーボエの1番とか、コンマスとか。曲目はニールセンのアラディン組曲、ドボコン、トゥビン交響曲5番。ネーメ・ヤルヴィはムーミンのようなずんぐりした体型だが、台上では俊敏かつ独特な動きで、装飾音のニュアンスまで棒で出す。ドボコンのソリストはいまいち、まあ安い席だったので、ちょうど間にあったネーメ・ヤルヴィの巨体が音を吸収してたのかもしれない。アンコールで無伴奏のト長調のサラバンドを弾いたが、これはなかなか良かった。初めて聞いたトゥビンはエストニアの作曲家らしいが、酔っぱらったシベリウスがヒンデミットの真似をしたような曲であった(ちなみにこれは褒めているつもり)。もらった花束を指揮台においてアンコールはアンダンテ・フェスティーボ、ちょっと感動。


仕事が多くなってくると、いろんな事に寛容になってしまう。例えば日記が一日一行になったりする。いいかげん、とも言う。

コーヒー自販機がいつのまにかリニューアルされていて、種類が増えたのはいいが全体的に値上がりしている。

相互作用の論文がPRCに通りました。そろそろ次のを急がねば。


トラムに乗っていたら知らないあいだにチェコに着く、夢をみる。

MENUのproceedingsがレフェリーされるとは知らなかった。いいところをついてはある。


large Ncの論文がPRDに通りました。as soon asと言ってる割に反応が鈍いが、選挙のせいか?


NPAの校正が届く。なんかpdf上で校正できてかっこいい。未来を感じる。


A.G.氏よりメール。彼は日曜の夜にも働いてるのだろうか。


百字帳って神戸限定だったとは。確かに裏にポートタワーが書いてあったような。


国際会議(ハドロン)のプレナリーセッションの客席にガチャピンとムックがいる、夢をみる。そのあとは石橋から箕面線に乗り込むんだが、どうつながったのかが思い出せない。

今週はゆっくりトークの準備を始める予定だったのだが、なんか原稿仕事ばっかりになってしまった。


メールのやりとりが多いせいか、因果律の破れたメールがいくつか。


最近晴天続きである。窓の外は青い空、机の上には原稿が6つ。。。

あらら、だめですか。残念、いけると思ったのだが。


とりあえず精度を良くして虚部の見積もりから。あれ、虚部を見たら思ったより大きい?微分か?微分か?


カイラルのプロシーディングスが出ました。短いので字ばっかりです。


イビスの朝食は一人9.5ユーロもするので、チェックアウトしたのちとなりのマクドで朝食、二人で5ユーロ。こっちで朝マック(?)するのははじめてだが、ちゃんとエッグマフィンとか朝食メニューあります。ただしあのどうしようもなくうまいハッシュポテトはついてこない。腹を膨らせたのち9:14のIC2295でシュトゥットガルトまで移動。今日もよく晴れている。

1時間もせず到着、まずは最近出来たらしいベンツ博物館へ。「車ファン以外にも楽しめる」とあるが、そんなにいいものでも無かったか。そもそもあんまり車に興味ないので、おもしろかったのははたらくくるまゾーンと昔のガソリンスタンドくらい。いきなりエレベーターが故障中で入場できなかったり、ポイントごとに電波を受信して案内が流れる音声ガイドは電波が弱かったりと、ハイテクが空回りしてる感がある。あと博物館までのS1は日曜日は1時間に2本なので注意。近くにトラムの駅みたいなのも見えたので、もしかしたらそっちのが便利かも。

中央駅までS1で引き返し、IBZの隣の先生に教えてもらったこの地方の料理のレストランへ。日本のちょっとしゃれた洋食屋のような店内で、天井が低く落ち着ける。また、店員が妙に愛想いい。七面鳥の何かをたのんだが、よく煮込んだ鳥に深みのある濃厚ソースと生クリームがかかっていて、バターライスと一緒に出てくる。これがまたうまい。が、郷土料理だったかどうかは不明。どうでもいいが最近geschmeckt?に対し、落ち着いてsehr gutと答えられるようになっていて、満足。

今回は帰りの電車がはやいので、州立絵画館を駆け足で見る。展示が時代順でなく、ルネサンスものの中にベックマンが混じってたり、クレーの後ろに舞台衣装が並んでたり、ちょっと新鮮である。などと思いながら回っていると、すぐに出口に到着。パンフレットをよく見ると、改装中で縮小した展示内容だったようだ。今回の予定にはちょうど良かったし、短いながらも充実した内容であった。そうそう、ファリネッリは意外と眉毛がきりっとしている。

ちょっと時間が余ったので、オペラ座前を通って中心部の方へ歩いてみる。シュトゥットガルトはまあ都会だが、公園など緑も多く、宮殿広場は「外国の広場」っぽい感じである。ひとしきり散策したのちケーニヒ通りで駅に戻り、4:12のICE519でミュンヘンへ。

ちなみに道中で、アルバニア国旗を持って行進してる人たちや、車から赤い旗を出してクラクションを鳴らしながら走り回る人たちがいた。コソボ独立の余波のようだ。ミュンヘンに戻ってからも、そんな感じの人が多く、大通りでは警察も出動して検問していた。こういうのを間近で見ると、ヨーロッパにいることを再確認してしまう。


7:39のIC2392でハイデルベルクへ週末旅行。約3時間で到着、駅前のイビスに荷物を預けに行ったら既にチェックイン可能。アーヘンの部屋と酷似している。駅前のiでハイデルベルクカードを購入、市内交通はもうカバーしていないので注意。地◯の歩き方は、HPでちゃんと更新情報をチェックしてから行った方がいいかも。

中心部まで歩いてみるがちょっと距離があるが、天気がいいので気持ちいい。ちょっと気温は低め。ハウプト通りの奧まで一息に歩いて、お土産チョコが有名なカフェで昼食。昼はそれほど混んでないようで、ランチもおいしいです。めずらしく中が明るい聖霊教会を見学ののち、ケーブルカーで城へ。絵に描いたようなスケールの大きい古城で、廃墟になってる部分も多く、高く突き出したレンガ造りのかつての窓を通して見える青空がたまらん。たぶんさまようよろいが出ます。城の内部やバルコニー、ワイン樽、薬事博物館を見学して、城の回りの庭を歩いてみる。ほどよく散歩したのち、ケーブルカーで再び市内へ。

カフェと別入り口になっている店でお土産チョコを購入して、カール・テオドール橋へ、橋のたもとにヘンなのがいます。対岸から橋と城を望むと、それっぽい写真がとれる。ここから登る哲学者の道は、ちょっとけわしい。おもわずお土産チョコを一つ食べてしまう。引き返して中心部へ、学生牢は4:00で閉まってしまった。包装博物館は、歩き方の地図がちょっと間違っているので注意が必要。小さい博物館だが、今でも見る商品の包装の変遷を見るのは意外と面白いです。ジョニーウォーカーさんもいます。夕食は金羊亭で、郷土料理の店のはずだが、なんかエスニック料理フェアをしていた。まあなんにせよ肉の焼いたのを注文、うまい。ブラートカルトッフェルンも、見た目は普通だがひと味変化が加わっていてよい。トラムに乗っても良かったが歩いて戻る。

今日はよく歩いた。日本人ぽい人も多く見かけたが、古城街道の端っこだからか、卒業旅行シーズンか。ハイデルベルクは城や街並、橋など、それっぽい気分に浸れる素材にあふれており、料理もほどよく品があっておすすめです。


フォーミュレーションしてみる。次元チェックしてみたり。

プロシーディングス提出。arXivのlistに最近ライセンスの情報がついてると思っていたが、投稿するときに選べるようになっているようだ。どれを選べばいいんだろう?


今週冷え込んでいたが、今日は久しぶりに大学周辺で雪が積もっている。

ボスと議論、そ、そんなことできるんですか???

というかもうすぐボスは日本行きで、帰ってくるのはちょうどこちらの帰国予定と入れ違いのようだ。


Sigma^0はほぼ100%Lambda gammaに崩壊する。基本ですな。

ビール会社PaulanerのCMで、日本人観光客(たぶんそういう設定)が日本語をしゃべっている。相席ドイツ人が自分の分も頼んだところがオチだろうか。最後はもちろんGut, Besser, Paulanerですよ!


ぐはっ、based onもお気に入りのようだ。そう言われるとよく使うなあ。

CDDポールなんですが、Dのポールなんですよね。Chew-Frautschiの議論を通してこれを独立粒子の寄与と考えるわけだが、なんとなくポールというからには粒子のプロパゲーターみたいに思ってしまう。実際は一回ひっくりかえさないといけない。


革婚式です。曜日に左右されない祝日なので、毎年休みになる予定だったのだが、外国に来ると平日になってしまった。

最近文章を書く作業が多いが、expectがお気に入りのようでよく使っている。エディターに「同じ単語(フレーズ)カウント機能」とか付いてると、こういうのを発見できて良かったりしないだろうか。

ボスの返答原稿、簡潔にしてポイントが押さえられている。こういう風に書けるようになりたいものだ、と思いつつ返送。


天気がいいので英国庭園に散歩。中国の塔のビアガーデンは、冬でもやっているようだ。


買い物に出かける。どうも警官が多いと思いながら中心部に向かうが、なんかデモ活動みたいなのをやっていて、それに対する警備がわりと厳重に行われている。当然の事ながら、外国の武装警官は、ちょっとこわい。


ボスと議論して訂正稿が完成、やっぱり表現が違う。週明けには返送できるか。


プロシーディングス原稿を送付。やっぱり4ページは短いなあ。ついでに共鳴の起源の原稿も送信。


原文を見て、アップルシード君が南部なまりだったことを知る。イメージちょっとちがうなあ。

レポートの作成、コメントを入れる場所をちょっと変更、確かに言われるとそのとおり。


3体の論文が出ました。いちおう扱いはproceedingsで、細かい議論を加えた本論文はもうすぐできます、たぶん。


レポート対策、何度か読んでるうちに割といいレポートに見えてきた。高次項の効果を振幅の強さで大雑把にみつもると、BNWは高次項入れてもそんなに強くならない。結局kinematicsから差が出ているようにも見える。これをコメントしておくのは重要かも。


天気がいいのでミュンヘン空港に行ってみる。見学者用「丘」に1ユーロで登って2本の滑走路を見学できます。空港内のビュッフェレストランで焼豚をたのむと山盛り出てくるので注意。


いろんなもの予約。


おっと2月ですか。いろいろ収束に向かっています。

お祭りのお知らせを受け取る。


2008年1月


A.L.くんセミナー、heavy quark ポテンシャルについて。NRQCDとlatticeの結果をmatchingさせ、1/mの項も含めてポテンシャルを作りquarkoniumを計算。短いところをNRQCDにしてもあんまり振る舞いかわらないんなら、いっそlatticeのfitをそのまま解いたらどうなんだろう。まあ主眼はNRQCDの方にありそうだったが。

小さい「ョ」は大きくしましょう。

以前のメールにありましたね。虚部の効果は2体で見積もってみる。

長いレポート返ってきました。最初は日本からと思ったが、ボスとの議論によりドイツの彼ではないかと。曰く「あまり重要でない点を長々と議論するあたりが彼だ」。ポイントは3点、モデルの不定性の見積もり、crossingについて、イントロのreference。あとの2つのポイントは確かに彼っぽい。前半の歯切れの悪さは、authorにボスが入ってる効果だろうか。というかボス部屋で豪華製本されたボス論文集を垣間見る。かっちょいいが、製本するだけの量の論文が(しかも1つの雑誌につきそれだけの量が)無いとできない。


ふたたび数値計算のリハビリ。解析的にできるところで見やすい形に変形すれば、あたりまえだがコードもきれいになる。そしてあたりまえのことをチェックしてみる。

短い方の論文について、A.G.氏からコメント。相当細かいところまで見ているが、的確なコメントである。ちょっとこっちで議論してみる。3体とかやっぱり勉強しないといけないことが多い。


午前中ボスと議論、3体の短い方の論文の小さな修正。

帰国時の手続きをすすめる。KEKややこしいです。半角カタカナを要求しないでください。

アンケートに答えると抽選で携帯料金がひと月分ただになる、というキャンペーンに参加したのが見事当選。というか応募者数一桁とかいうことはないだろうか。


原稿が出そろったので3体の話のまとめ、とりあえず短い方を重点的に。


内装に違わず朝食は豪華、しかし従業員が足りすぎてないか。駅前のホテルだったので、旧市街までは少し距離がある。昨日の晴天とは打って変わって曇り空で風が強い。というかモーツァルトの誕生日なのに大丈夫か、と思うほど人気がない。モーツァルテウムでシフがピアノを弾くという情報を入手したので行ってみるが、チケット売り場がわからない。会場の隣の音楽院の建物にも入ってみるが、窓口らしきは見当たらず。しかたなく旧市街にあるインフォメーションに行って聞いてみることに。

ザルツァッハ川を渡るあたりから風が激しくなってくるし、相変わらず観光客はあまり見ない。心配しながらモーツァルト広場に到着するも、インフォメーションが閉まっている。日曜だからって、iが閉まっててどうするよ。地◯の歩き方のありがたみを思い知りつつ、間違いなさそうなホーエンザルツブルク城塞へ登ってみる。さすがにケーブルカーには観光客の姿が。

城塞到着時が一番風が強く、台風中継みたいになりながらテラスを散歩。こういう「城塞の中にある庭」的なものはわりと好きだが、いかんせん風が。中に入ってマリオネットとかを見学。城塞内のiは開いていたので地図を購入し、中の博物館を一巡りしたのち歩いて旧市街へ戻る。ゲトライデガッセをうろついて、マーラーが流れる「カフェモーツァルト」で昼食。

食後にモーツァルト生家へ、風変わりな展示がおもしろい。雨が降ってきたので傘をさしつつレジデンツを目指すが、昨日と今日は特別旧館、となっていた。仕方がないので近くにあったいい感じカフェで休憩、初海外でウィーンに行ったときに連発した「メランジェ」を発動。

中心部のお店でお土産のモーツァルト玉を購入した後、最後はモーツァルト生家のときコンビチケットを買っておいたモーツァルト住居へ。これがまた「今日は運営上の都合で3:30までです」となっていて、到着したのは3:30。コンビチケット買ったときに教えてくれてたら、先にこっちに来たのに。ちなみにモーツァルテウムのチケット売り場をモーツァルト住居の近くに発見。

雨も降ってるし、サウンドオブミュージック系は春になってからまた来る計画なので、とりあえず今回はここまで。予定よりちょっと早いが、RBでミュンヘンに戻る。たいして興味も無いのに誕生日にいったからモーツァルトの機嫌を損ねたのか、ザルツブルクではちょっと運が悪かった。


ミュンヘンからインスブルックまで移動するだけならローゼンハイムを回るルートがはやいが、今回は眺めが良いということで、夏に遊びにいったミッテンヴァルトを経由する約3時間のコースを選択、ローカル線での国境越えです。ドイツ内をバイエルンチケットで移動する場合は、のこりのオーストリア内の分の切符を買う必要がある。ローカル線とはいえ乗り換え無しでインスブルックに行ってしまうので、ミュンヘン中央駅でハイテク自販機を駆使し、首尾よくミッテンヴァルト〜インスブルックという切符を手に入れる。長距離の自販機では出発地も選択できること、時刻表をおまけで印刷してくれることを学ぶ。

この路線はシーズン中スキー客が多く利用すると聞いていたが、車内はそれほど混んでもいない。絵に描いたような、というかCGのようなアルプスの山が見えてくるにつれ風景も雪景色に。ミッテンヴァルトまでは夏に一度来たルートだが、この先はオーストリア。しかし国境越えといっても車掌が入れ替わるくらいで特にパスポートチェックなどされない。オーストリアに入ってからもスキーリゾートを経由しながらインスブルックを目指す。トンネルも多いが、山に張り付くように走っていて確かに見晴らしがよく、遠くにアルプスの街を見下す眺めは素晴らしい。よく晴れていて、青い空と雪山がなんともいい感じ。

昼前にインスブルックに到着。市内観光に先立ち、シュトゥバイタール鉄道という登山電車で山へ向かってみる。中央駅から出ているので利用しやすく、しばらくはトラムのふりをしているが途中からおもむろに登山電車になる。アルプスの山を単線で進むこと約1時間、フルプメスという渓谷の街に到着。標高は936メートル、空気がうまい。目的は登山電車で山登り、にあるので、ちょっと周囲を散歩したのち、乗ってきた電車でインスブルックへ。

戻ってからはインスブルックの定番観光、それほど広くないので歩いて十分まわれる。山が近くにあるので、通りの間や建物の上にたまに雪山が顔を出す。歩いていて気持ちのいい街である。電車に乗ってばかりな気もするが、次はザルツブルクまで移動、オーストリアの新幹線であるOECで。DBのページからチケット購入、座席予約できます。ちなみにこの国では Oesterreichische BundesBahn = OBB、一つBが多い。オーストリアの西の端フェルトキルヒ始発のOEC663で、乗りっぱなしだとウィーンまで行けます。ザルツブルク手前で近道してドイツを横切るので、一日で3回国境をまたぐことに。2時間ほどして到着、若干方向を見失いながらもホテルへ。いつになく高級感があるが、廊下が長い。


なんとかresub、と思ったらもう一個がエディターに返っている。

今日のドイツ語:evtl. = eventuell = 場合によっては、ひょっとしたら。「最終的に」ではない。

週末はインスブルック、ザルツブルクに一泊旅行です。ついに国境を越えます。狙ったわけではないですが、奇しくもモーツァルトの誕生日にザルツブルクにいることになるようです。


SUNYからのお客さんJ.H.さんのトーク、C14の半減期について。アメリカっぽいトークとプレゼンである。どうやらテンソル力が重要らしい。そしてもちろんBRスケーリングを使う。

理論と実験を分けて、流れをよくしてみる。散乱理論としてはCDDの寄与はVに押し込めるのだが、実際の応用ではGに押し付けていることもある、と理解できる。


今年に入ってから暖かかったのだが、急に寒さが戻ってきて昨晩は雪が降っていた模様。

よく見ると、そういう話は他にもある。I-HとかO-Oとか。

原子核研究の原稿をアップ。気合いを入れて書いてあります。日本語でこういう文章を書くのは久しぶりである。


レフェリーレポート、AはOK、Bはダメ。ここは説得だな。多分Aはあの人である。


ぬおお、その絵を描かれてしまったか。というかその辺は既に議論されてたりするのか?ちょっと調べてみよう。

そこは置いといたとして、ユニタリー化してカイラル外挿、というのはちょっと微妙な問題である。実際、以前Kさんに言われて考えたこともあったのだが、カウンティングが破綻しているのでうまく行かない気がしていた。ここではIAMでその辺をうまくやっているようにも見える。さすが、という感じである。

N.B.くんセミナー、3 flavor PNJL。やっぱり't Hooft相互作用だろうか。Pを入れている場合はカラーを持った凝縮も存在しても良い。


奥さんのドイツ語教室での知り合いの中国人が経営しているという回転寿しに行ってみるが、予約で席が埋まっていたので断念。というか回転寿しで予約って。普段そんなことはあまり無いのだが、用意された寿司腹が満たされないのは割とショック。少し戻って串カツ屋で昼食。

午後からは、いつでも行けると言いながらなかなか機会に恵まれなかったモダンピナコテークへ。白い内装で天井は高く吹き抜けも多く、居心地のいい空間である。日曜日は1ユーロだが、特別展のベックマン展を入れると+7ユーロ。去年A.G.氏が良かったと言っていたベックマン展は人も多かったが見応えのある展示。常設展では白い壁の身長の高さのところに名前を書く参加型インスタレーションが面白かった。マチスは一点、クレーは四点。


先日日本から送っていただいた荷物がまたも税関(Zoll)止まりだという通知が来たので、朝からZollに行き荷物回収。今のところ1/2の確率で止められているが、君とZollの戦いでは、Zollに支援せよ。

奥さんのドイツ語の先生に電話して聞いてもらった情報によると、こちらに住んでいる事とこちらで仕事をしていることを証明する書類を持っていけばいいとのこと。というわけで今回準備した書類は

前回と同じ手続きで、書類を渡してサインを2つほどして無事受け取り。いまいち英語が通じてる風でもなかったので、どの書類が必要だったのか、どれが要らなかったのか、などは不明。


昨日いくつか仕事が完了したと思ったが、今日は急に新たな仕事が堆積してきた。処理します、処理します。

IBZコンサート、台湾人のピアニスト。内声を歌わせるのがうまいですな。ドイツ語の前説はあいかわらずわからんが、またオピッツがどうのと言っていたような。なんかコネがあるのかも。


P.H.さんセミナー、piの構造 on the lattice。テンソルカレントのフォームファクターみたいなのがsizableというのが面白いようだ。

たとえば willow が柳だとわからず、ういろうかな?と思ってしまうと次のようになる。そら why should that be? と言ってしまうわな。

「僕はういろうの夢を見た。山道の両側にはういろうが立ち並んでいた。信じられない数のういろうだった。」


先生、枠におさまっていません

さすがにあれをPRLに通されるとちょっと問題だと思っていたCOSYのLambda(1405)はPLBになったようだ。この辺のややこしい所は、誤解のないように正しく伝道していかないといけない。


学会の概要集の準備。「しぐま」を変換すると「羆」と出てきたが、これはヒグマではないだろうか。

3月28、30か。行けなくもなさそうなのが歯がゆいが。とりあえずDVDを予約してみる。


B.K.くんセミナー、O(4)シグマモデルを繰り込み群でどうにかしてcritical exponentとscalingを調べる。パラメーターは手で入れるが、スケーリング領域にあれば臨界現象には効いてこない。値をいろいろ変えても、小さい限り結果は同じ。というかlargeとかsmallとかを注意して言う必要がある。universalという言葉は最近お気に入りである。

Gell-MannとNe'emanが10重項からOmegaを予言した背景にはK+Nにレゾナンスがみつからなかった実験事実「Goldhaber Gap」があった。

今日の名言by H.J.L.さん:クォーク模型は相対論的でないが、so what?

でもBCSとの類推を語るならleadingで勝負すべき、だと思う。


餃子の皮を制作、旅行の計画が話題。うどんと餃子の皮の構成はほぼ同じ。

ulem.styは置いただけでOzTeXは認識したので、やっぱりlsrは必要ないはず。


ピアノの練習。ビオラの弦が切れる。


その昔D.D.さんが「ソリトンとか言うとみんな気持ち悪がるけど、平均場って言ったらわかるでしょ」と言っていたが、そんな感じでよく知っている例を持ってきて「結局あれといっしょなんですよ」と言えば一部で受けがよくなるようだ。


Schwingerはシュヴィンガーだと思っていたのだが、google的にはシュウィンガーらしい。アメリカ人だからか?ヒット件数は今日の時点で以下の通り。

シュヴィンガー約323件

シュウィンガー約1940件

シュビンガー約24件

ついでにSchroedingerはシュレディンガーかシュレーディンガーか。若干勝手にバイパスされてるが、シュレディンガーをすすめられる。そして音頭がかなり上位に食い込んでいる。

シュレディンガー約108,000件

シュレーディンガー約92,700件

なかなかおもしろい。ではBjorkenは。。。


いつもは4ページまで、とか言われて文章を削るのに困るのだが、10ページあるとそれはいろいろ書くことができる。


なんとなく、カレント代数。


意外と暖かく、雨が降っている。仕事始めは原稿書きから。久しぶりに日本語原稿を作成しはじめる。YKISのプロシーディングスが届く。

M.C.くんセミナー、なにやら簡略化した模型でヘリウムを調べ、QCDモノポールと相転移に適用。ヘリウムやモノポールを格子上に置くが、粒子の運動は連続的。途中からよくわからなくなってきて、模型は相転移上の状況を記述するものだと思ったが、Tcから離れたところも議論しているように見える。

一般に、ある模型をある近似で計算してある程度うまくいったとして、ちょっとだけ合わないところをどうするかという時に、模型に自信があれば(つまりその模型が現実を記述していると思うなら)近似を改良するべきで、模型の出発点にある仮定が改良できる場合はセットアップそのものを見直す必要がある。そういう意味ではlatticeやChPTは出発点が確固としてあるので、近似を改良するしかない。


学会の宿の予約。ここはPanic02の会場では?


stillと書いてあるからといって安心してはいけない。しかし昔に比べると、だいぶガス水に対する抵抗がなくなってきた。


ピアノの練習。

フィリップ・ガブリエル訳の海辺のカフカがIBZの図書室にあったので読んでみる。井戸はwellになっちゃいますね。「眠るとかげ」もhe warと同じく2重所属で原理的に翻訳不可能だと思うが、ばっさりsleeping lizard。著者紹介はなんかかっこつけた写真の下に「三島由紀夫、大江健三郎、安部公房らが受賞した読売文学賞を受賞する」と書いてある。さすがに浮世絵調の装丁ではないが、海外での受容のされ方に違和感を感じなくもない。


ドイツ人は2日から働く、という噂を聞いたので学校に行ってみる。が、食堂が閉まっているしグループの人は(とりあえず2階には)見当たらない。他のグループには何人か来てる人もいるようだったが。


今年の初夢:長崎とギリシャを混ぜたような海の見える丘の家からバスで移動。学食のカレーがおいしいという情報をだれかから聞く。


あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

こちらでは花火を激しく打ち上げて新年を祝うそうで、マリエン広場まで繰り出す予定だったが、道中の花火の勢いに身の危険を感じ、結局年明けの瞬間は近くの大通りで。傘くらいの長さの棒のついた花火を、地面に置いたビールの空き瓶にさして点火。というのがそこらじゅうで行われていて、合間にダイナマイトみたいな爆竹に点火しそのへんに投下。駅舎に隠れつつ観測。

IBZに単身赴任で来ている法学の先生と新年会。お雑煮とおせち的な物がふるまわれる。最近生まれたお子さんの名前にちなんだワインをいただく。


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