基研研究会「熱場の量子論とその応用」研究会報告

日程：2013年8月26-28日
場所：京都大学 基礎物理学研究所 湯川記念館 Panasonic 国際交流ホール

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研究会の案内

講演プログラム

8月26日

• 稲垣 知宏(広島大情報)　 [スライド, 発表内容]
  「熱場の量子論とその応用」研究会の歩みと中川寿夫先生


• 横田 浩(奈良大教養)　 [スライド, 発表内容]
  熱 QED における準粒子と ultrasoft モード


• 牲川 章　
  畏友中川寿夫博士を偲んで


• 丸山 智幸(日大生物資源)　 [スライド, 発表内容]
  強磁場原始中性子星でのニュートリノ反応断面積の非対称性と関連現象


• 益田 晃太(東大院理/理研)　 [スライド, 発表内容]
  Hadron-Quark Crossover and Massive Hybrid Stars


• 日高 義将(理研)　 [スライド, 発表内容]
  時空対称性を含む南部・ゴールドストンの定理の一般化


• 瀬名波 栄問(名大理・招待講演)　 [スライド, 発表内容]
  電弱バリオン数生成の現状と課題


• 三浦 光太郎(名大 KMI)　 [スライド, 発表内容]
  電弱スケ-ル温度におけるニュ-トリノ-スペクトル関数


• 堀田 健司（北大理）　 [スライド, 発表内容]
  Brane-Antibrane at Finite Temperature in the Framework of Thermo Field Dynamics


• 幡中 久樹（韓国高等科学院）　 [スライド, 発表内容]
  格子上の細谷機構


• ポスター発表のための3分講演（発表内容は最後に）　 [スライド]
  学生ポスター賞は市原輝一さん(京大理、基研)と坂井田美樹さん(阪大理) が受賞しました。

8月27日

• 笠松 健一(近大理工・招待講演)　 [スライド, 発表内容]
  原子気体のボース凝縮系における最近の進展:人工ゲージ場の効果を中心として


• グブラー フィリップ(理研)　 [スライド, 発表内容]
  ユニタリー・フェルミ気体の一粒子スペクトル関数に対する和則の構築


• 國見 昌哉(東大総合文化)　 [スライド, 発表内容]
  量子渦生成にともなう超流動崩壊の前駆現象


• 野崎 雅弘(京大基研)　 [スライド, 発表内容]
  励起状態に対するエンタングルメント・エントロピーの持つ熱力学的性質


• 南 佑樹(理研)　 [スライド, 発表内容]
  新奇な非平衡臨界現象を記述する現象論


• 小川 軌明(韓国高等科学院)　 [スライド, 発表内容]
  AdS/CFT 対応における定常粘性流


• 一瀬 郁夫（名工大・招待講演）　 [スライド, 発表内容]
  冷却原子系を用いた量子シミュレーション:格子場の理論に対する新奇シミュレーション技術の現状と未来


• 段下 一平（京大基研）　 [スライド, 発表内容]
  一次元量子気体の二重極振動の減衰における量子位相滑り


• 中村 祐介（早大基幹理工）　 [スライド, 発表内容]
  2 重井戸型ポテンシャルに捕捉された冷却原子気体の非平衡初期分布緩和過程に対する非平衡 Thermo Field Dynamics


• 桑原 幸朗（早大基幹理工）　 [スライド, 発表内容]
  一次元光学格子中の冷却気体 Bose-Einstein 凝縮系における量子輸送方程式 による数値シミュレーション


• 柴田 章博（KEK 計算科学センター）　 [スライド, 発表内容]
  クォーク閉じ込め・非閉じ込め相転移とノンアーベリアン双対超伝導描像


• 森田 健（KEK）　 [スライド, 発表内容]
  Is ``Quark-Gluon Plasma = Black Hole'' in string theory?

8月28日

• 西田 祐介(東京工業大学・招待講演)　 [スライド, 発表内容]
  New analogies between extreme QCD and cold atoms


• 山本 直希(京大基研)　 [スライド, 発表内容]
  Magnetic QCD Critical Point


• 前澤 祐(ブルックヘブン国立研究所)　 [スライド, 発表内容]
  クォーク・グルーオン・プラズマ中の中間子の遮蔽効果


• 北沢 正清(阪大理)　 [スライド, 発表内容]
  重イオン衝突における非ガウスゆらぎ


• 山崎 加奈子(東大駒場)　 [スライド, 発表内容]
  3 フレーバーPNJL 模型による QCD 相転移の研究


• 中村 真(名古屋大学)　 [スライド, 発表内容]
  AdS/CFT 対応による非平衡定常系の有効温度の解析


• 星野 裕一 (釧路高専)　 [スライド, 発表内容]
  First order phase transition in Maxwell-Chern-Simon QED in covariant gauge


• 佐藤 大輔 (金沢大理工)　 [スライド, 発表内容]
  カイラル線形シグマ模型における磁気効果の非摂動くりこみ群を用いた解析


• 熊本 真一郎 (金沢大自然)　 [スライド, 発表内容]
  Weak Solution of Non-Perturbative Renormalization Group Equation as Hamilton-Jacobi Equation


• 室谷 心 (松本大)　 [スライド, 発表内容]
  QCD 物質の緩和と相対論的流体の輸送係数


• 斎藤 陽平 (KEK)　 [スライド, 発表内容]
  相対論的場の理論における散逸モードの微視的同定


• 市川 和秀 (京大工)　 [スライド, 発表内容]
  量子電磁力学に基づく原子分子系における時間発展の計算方法の研究

ポスター発表 [３分間プレゼンテーションスライド]

• 山中 由也(早大基幹理工) 　[発表内容]
  熱的状況下の自由度二重化


• 一ノ瀬 祥一(静岡県立大) 　[発表内容]
  Lifshitz 理論におけるくりこみと物質中での電磁場の幾何学的(ホログラフィック)アプローチ


• 江尻 信司(新潟大自然) 　[発表内容]
  高温高密度多フレーバーQCDにおける一次相転移の終点


• 根本 幸雄(聖マリアンナ医大) 　[発表内容]
  カイラル相転移臨界点におけるクォークスペクトル


• 小林 玉青(米子高専) 　[発表内容]
  散逸二重井戸系における相転移の解析


• 作道 直幸(理化学研究所) 　[発表内容]
  Lee-Yang のクラスター展開法による BCS 理論の導出


• 山田 雅俊(金沢大自然) 　[発表内容]
  有限温度・密度系におけるカイラル対称性の自発的破れのくりこみ群による解析


• 柄沢 真太朗(京大核理論) 　[発表内容]
  有限温度・密度 QCD における有限質量カイラル非一様凝縮


• 高橋 純一(九大院理) 　[発表内容]
  有限密度領域におけるカラー遮蔽ポテンシャル


• 栗田 竜一(東大院理) 　[発表内容]
  QCD 相転移における核生成ダイナミクス


• 市原 輝一(京大理、基研) 　[発表内容]
  揺らぎを取り入れた強結合格子 QCD における高運動量補助場成分の寄与


• 坂井田 美樹(阪大理) 　[発表内容]
  重イオン衝突実験における高次ゆらぎの時間発展への有限体積効果


• 筒井 翔一朗(京大理) 　[発表内容]
  クォーク・グルーオンプラズマにおけるプラズマ不安定性と粒子生成


• 本郷 優(東大院理) 　[発表内容]
  カイラル磁気・分離効果を含む相対論的流体模型


• 池田 惇郎(阪大理) 　[発表内容]
  格子 QCD による非閉じ込め相におけるチャームクォークの拡散係数と緩和時間の解析


• 久野 義人(名工大院工) 　[発表内容]
  光学格子上 2 成分斥力 Boson 系における有効場の理論と相構造、回転光学格子上における渦格子


• 佐藤 芳紀(京大理) 　[発表内容]
  Schwinger 効果のホログラフィーによる記述


• 何 秉然(名大理) 　[発表内容]
  Parity doubling structure of nucleon at non-zero density in the holographic mean field theory